副担任 キョウスケ・ナンブ
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ていた。
「授業はここまでだ、次回の授業まで予習と復習を怠るな。ブロンデー、何時まで織斑の亡骸を突いているつもりだ」
キョウスケの視線の先には黒焦げに近い状態になっている一夏を、尻尾を棒切れの代わりのようにして一夏を突いているブロンデーがいた。どうやらブロンデーは一夏を気に入ったようだ。恐らく玩具としてだろうが、キョウスケは溜息を付いてからブロンデーを肩に乗せて教室から去っていった。
キョウスケの去った教室では焦げた一夏が異臭を放っていた、臭いがする訳ではないが教室にほぼ黒焦げの亡骸があったら嫌でも目立つだろう、いや死んではいないが。勇太は恐る恐る、一夏に近づいて声を掛ける。
「だ、大丈夫かよ織斑」
「ああ…ぁぁぁ…」
大丈夫では無さそうだ、だが意識はハッキリしている様子。流石にブロンデーとて威力は加減したようだ。でなければ今頃既に死んでるだろうし
「ええっと…大神だっけ…?」
「勇太でいいぜ、俺も一夏って呼んでいいか?流石に女子だらけで辛くてさ…」
「それは俺も同じさ…宜しく頼むぜ勇太」
一夏と勇太は握手して友として誓いを立てた。
「でもまさかあのジークフリードが教師なんて…未だに信じられないぜ」
「キョウスケさんってそんな有名だったのか?俺、キョウスケさんとはとは知り合いだったけどそんな事一言にいってくれなかったぞ?」
「嫌々、そこは話されなくても知っておく所だろ…。戦武人、キョウスケ・ナンブつったら世界最強の双璧の一人として超有名人だぞ?」
一夏はへっ〜有名人だったんだ。っという反応しかしなかった。
「俺が知ってるキョウスケさんといえばここ一番の運が半端な無くて、分の悪い賭けして大勝ちしてる位しか知らないな」
「ギャンブルはそっち系なのか…」
「へっくしゅ!」
「キョウスケ風邪か?」
「嫌誰かしらが噂でもしたんだろう、だが千冬まず言わせろ」
「なんだ?」
「何故俺の部屋に居てどうして俺の膝の上に座っている」
「何となくだ」
「…」
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