魔剣使いとの出会いと新たな仲間
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き取ってくれそうなやつがいるからよ」
祐斗「そ、そこまでしてもらう訳には!」
レイ「これは俺が勝手にやるんだから、その願いは聞けねーな。それじゃあな」
ユリ「またね」
俺たちはそう言い、後ろに聞こえる声を無視しながら教会から出ていった。
レイ「なあ、ユリ。あれって木場 祐斗だよな?」
ユリ「ええ、多分ね」
レイ「つーことはこれは聖剣計画か…胸くそわりぃ計画だな」
ユリ「ええ、そうね…何でこんなことをするのか理解できないわ」
レイ「ホントにだな…で、そこの木の影に隠れているやつ、何のようだ?」
ユリ「襲撃者かしら?」
俺は弓を作り出しその方向に向ける
火織「ちょ、ちょっと待ってください!火織です!神崎 火織です!」
木の影から出てきたのは、さっき別れたはずの神崎 火織だった
ユリ「火織ちゃん?どうしたの?」
火織「え、え〜と、その…」
レイ「焦れったいから早く用件言えよ」
火織「す、すいません…あ、あの!私を一緒に連れて行ってくれませんか!?」
レイ「は?何でまた」
火織「お二人と一緒にいたいからです!初めて話した時からお姉さんとお兄さんがいたらこんな感じなのかな〜
と思ってて…だから、ダメ…ですか?」
火織は泣きそうな顔をして頼み込んできた
レイ「はぁ、そんな顔したら断れねーよ…ユリ、いいだろ?」
ユリ「もちろんよ」
火織「ありがとうございます!そ、それじゃあ、お兄さん、お姉さんと呼んでいいですか!?」
レイ「好きにしろ…」
ユリ「レイ?照れてるの?可愛いわね」
レイ「う、うるせぇ!照れてねーよ!」
火織「お兄さんもお姉さんも楽しそうですね!私も交ぜてくださいよ!」
こんな感じで今回の依頼は終了した。ちなみに教会の子供たちはサーゼクスに引き取らせた。俺が電話でその旨を伝えると喜んで引き取ると言っていた。説明を省くと通話時間は数十秒程度だ。
それと今回の依頼をクリアして帰ってきたら、なぜか二つ名がついていた。俺が『冥府の帝王』で、ユリが『冥府の魔女』だ。まあ、二つ名は前世でもあったから大して気にしないで行こうと思う。
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