45限目 思い出のやつ
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ごい落ち込んでたのよ」
「やっぱりそうですか。ありがとうございます」
「まさか!無理よ!もうとっくに昔のよ?いくら日本中探しても見つからないわよ」
「でも、それで姫路さんが元気になるんなら、良いですよ」
これから一週間明久も遊びのために学校をサボるわけではなさそうだ。何か姫路の大切なものを探しに行くらしい。しかしそれは無謀らしい。そんな明久を姫路のお母さんは
「やっぱりあなたが良いわ」
「え?」
「私はね、てっきり吉井君。あなたと瑞樹が結ばれるんじゃないかっておもったの」
「何でですか?」
「だって昔から瑞樹にとって吉井君は特別な存在だからよ、小学4年生のときも、高校入ってからもあなたの名前聞かない日はなかったのよ」
「何か恥ずかしいですね」
「でも安心したわ」
「何がですか?」
「吉井君が何も変わらずに瑞樹に接してくれて」
「当たり前ですよ。婚約しようが姫持さんが大切な人には変わりませんから、ちなみに半年前姫路さんどうでした?いつまでおちこんでました?」
「うーん。3日かな?」
「3日?」
あまりの短さに明久はここ最近一番驚いた
「じゃあ僕がいって姫持さんと高城先輩はデキでたんですか?」
「違うわよ。瑞樹は「私、明久君を半年だろうが1年だろうが10年だろうがずっと待ちます」っていってたのよ」
まさかの真実に明久は言葉を失った。
(姫路さんが僕を待っててくれた?そんな嬉しいことないよ)
そう思うと涙がこらえきれなくなった
「それじゃあそろそろ姫路さん帰ってきそうなので僕は行きます」
そして明久も姫路宅を出て行った。そして入れ替えのように姫路が帰ってきた
「ただいま、おかあさん」
「瑞樹」
「なに?おかあさん」
「あなた恵まれてるわね」
姫路はその言葉の意味は最後まで知ることはなかった
そして明久は
「さて、思い出箱探しに行くか!最初は小学校だ!!」
明久ができることを全力でしていた。そして皆も全ては姫路と高城のため?に
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