第6話
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いる仕草、独特の白い眼をした人物。
『日向ヒナタ』であった。
こちらを見ていたようだったので、とりあえず笑みを浮かべて小さく手を振ってみたら、遠くから見てもはっきりとわかる程顔が赤くなり、体の向きを変えて同じクラスの女子たちの中へ逃げ隠れるように入って行ってしまった。
"・・・あれ?オレ、意外と嫌われてる?
主人公補正はどうした・・・?
まさか、誰かが乱数調整してんのか?(汗)"
そんな訳無かろう。ポ○モンじゃあるまいし。
「何だ、ナルト。日向のお嬢さんに一目惚れでもしたのか?」
ナルトと同じく説教を聞き流していたシカマルが意地の悪い笑みを浮かべながら言う。
「な!?ななな、ナルト!?
ひゅ、日向は止めときなさい?あそこは一族内でしか結婚は許されないって聞くし・・・」
「えっ?それって近親そ「おい、ヤメろ!」グヘァ!」
シカマルのボディーブローが腹に炸裂し、ナルトは血ヘドを吐く。
「と、とにかく!近場で我慢しておきなさい!」
噛みながらもそう言い終えたときには、いのの顔は真っ赤になっていた。
ナルトの肩に爪を食い込ませながら喋っていたので、ナルトの顔が痛みで少し歪んでいる。
"おい、マジ原作どうした?仕事しろよ。
「サスケ馬鹿女」じゃなくなってんじゃねぇか。
ミスターポ○、困った・・・。
助けてー、カ〜ミ〜サ〜マ〜m(_ _)m "
そんなこんなで困っていると、イルカ先生が瞬身の術で現れた。
おかげで場の空気が変わったので、心底安心するナルト。
「よし!みんな集まってるな。
これから男女合同でのサバイバル演習を行うが、その前に2人一組になってもらう。」
イルカ先生の言葉を聞いて、大半の奴らは好きな相手となりたいと思っているのだが、先生の次の一言でこの場のボルテージがさらに上がる。
「ここに箱を用意した。
中にはクラスの男子の名前が書いてある紙が入っている。
紙を引いた女子はそれに書かれている人と組むように。」
先生によってあらかじめ決められたものではなく、自分の運命力の差で決まるので、特に女子たちは気合が入った。
大半の女子は、"サスケくんとなれますようにっ!"と願い、
大半の男子は、"いのちゃんか、ヒナタちゃん来い!"と願う。
だが、意に介さない人も中にはおり、
「ナルトナルトナルト・・・」と幼馴染の内の1人の名前を唱え続けるいの。
"・・・・・・ナルト君・・・"と一言、心の内で呟くヒナタ。
"いのだけはマジ勘弁・・・"とシカマル。
そして、「か(↑)わいい。あれ?違うなぁ・・・もう一回だ。か(↑)わいい・・・」と、何故かブ○リーのネタを1人練習しているナルトであった。
くじの結果、いのはシカマルと、ヒナタはナルト
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