第6話
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ので当たり前と言えば当たり前だが。
「はい、これで詰みだ。」
「うっ・・・またやられた。
あと一手届かなかった・・・めっちゃ悔しいってばよ。」
「あそこで香車を捨てたのがマズかったんじゃね?」
「あっちゃー。やっぱりアレ捨てたのは間違いだったか。
あそこはチョット欲張り過ぎたか。」
「という訳で、お前の作ったお萩、後で貰うぜー。」
「おう、後でな。
今日も楽しかったし、またやろうぜ。」
「ああ、またな。」
「シカマルぅ〜ナルトぉ〜、僕もう腹ペコだよ。」
「もう昼休みの時間か?わりぃわりぃ。おい、屋上行こうぜ。」
「よっしゃ!競争だっ、赤丸!」
「ワンっ!」
「・・・オレも行く。何故なら、みんなで食べる飯は美味いからだ。」
ナルトの事情を知る御三家や『犬塚家』、『油女家』の人達はナルトに良くしてくれているので、『秋道チョウジ』、『犬塚キバ』、『油女シノ』、あとこの場にはいないが『山中いの』とも結構仲が良かったりする。
そういう訳で、ナルトはこの男達4人と一緒にいることが多い。
そして、ナルト達がいつも一緒に食べている場所がここ、屋上である。
「ヒャッホウ!オレの勝ちだぜ、赤丸!」
「ワンワンッ!」
「お前らいつもうるせぇなぁ・・・っと今日も屋上は空いてるな。」
「ふぅん。あずましい事この上な〜い。」
キバと赤丸に苦笑を洩らしつつ、シカマルはいつもの位置へと座る。
それに続いてチョウジ、シノ、ナルトが座ると、キバが騒がしくしながら座る。
「やった〜♪今日の弁当はチャーシューたっぷりだ〜♪
ところで・・・ナルトは何をしようとしてるんだ?」
「ん?これか?」
そう言うと、ナルトは白い粉の入った袋を見せる。
「それ、何の粉だ?まさかお前、犯罪に手を染め・・・」
「そんなもの持ってる訳ねぇだろ!
これはただの石灰だ。まあ、見てなって。」
そう言うと、ナルトは自分の弁当を取り出し、弁当の周りに円を描くように石灰を撒き始めた。
そして、その円に水をジャブジャブとかける。
すると、そこからもの凄い熱気が出始めた。
「・・・何が起こっている?」
「これは『生石灰』と言って、水を加えると化学反応が起きて『消石灰』が生じる。
このとき、もの凄い熱を発するので、それを利用して弁当を温めたって訳だ。
これでホカホカのハンバーグ弁当が食べれるってばよ♪」
「へぇ〜、何かよくわかんないけど、スゴイねぇ〜」
「ホントよくわかんねぇけど、スゲェな!」
「お前ホント物知りだよな。」
「いや〜、『遭難した時の対処法』みたいな本を偶々読んでたら載ってたんでな。
『コレ、使えんじゃね?』みたいなノリでやってみたww
さあ、みんな食べようぜ〜」
5人で他愛ない事を話したり、互
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