デートと監視とほのぼの番外編 〜上〜
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にやはりタンクトップの麗がはなしかけてくる。
しかし、麗のタンクトップはなかなか・・・・だった。黒いその薄い布は汗で濡れてその下にあるものをはっきりと映し出している。明未満でもけして小さいとは言えないその膨らみと、筋肉質の身体、スタイルが良く、艶かしい体。下はなんと短パンだ。そのせいで太腿が飛び出していてやはり細く長い脚をすらりと出している。しかもこのタンクトップの膨らみを見る限り、確実に下着は・・・・・・
「・・・・そこのSPさん、この子ともう一度決闘してください。ただしこの子は両手両足しばった状態で動くの禁止というペナルティイつきですが。」
「サンドバックか!」
素早い突っ込み入れるが、麗はそれをスルー。半眼とジト目で見られると罪悪感がこみ上げてくる。
「ところで本当に宏助君どうでしたか?」
麗にもう一度同じ質問をされ、今度は普通に答える。
「まぁ、俺三割の力を使わずとも・・・・って感じですね。」
「そうですか。では、私と手合わせどうですか?」
麗にそう聞かれるが丁重に断る。
「おれは女性に手を出さないと決めてるんすよ。」
「ジェントルマンですね・・・、ま、いいか。」
そんな他愛も無い会話をしていると、明がやってくる。
「みなさん。おつかれさまです。宏助さん、麗、少し用があるんですが・・・・。」
『お嬢様こんにちは!ひとつ質問です!もうこの男とはそれなりに進展した関係に・・・・』
「トラぁー!」
すぐさまSP達にかかと落としを三十回喰らわす。即気絶した。
「あら〜。今回少々ハードでしたからね〜。仕方ありませんね〜。」
引きつり笑いでSPを引きずっていく麗を横目で見つつ明に向く。明はさっき一瞬だけ視線を反らしていたのでSP達のことは知らない。
「どんな用ですか?」
「じ、実は買い物に行きたいな〜なんて思ったりして。」
明が照れ笑いして下を見つつモジモジする。宏助はそれを見て苦笑する。
(そうか。このお嬢様は箱入りだっけな。俺が来たから外に自由に出られるようになってだけで。じゃあ、買い物にも行ったことはないのか・・・・。)
「別にいいですよ?じゃあ、執事服から私服に着替えてきますね。明さんは麗を呼んどいてください。」
実は宏助は執事服だった。動きにくいことこのうえない。しかし、明と外に出るときは私服を着ることにしていた。さすがに執事服で外出じゃ、割る目立ちする。
「わ、わかりました。麗を呼んでおきますね。」
そういって彼女さっていく。
宏助も蒸し暑・・・・そうな武道館から離れて本館へと軽い足取りで向かった。
十分後、私服の宏助、明が住宅街の壁を背にして立っていた。
麗はなにやら神条財閥の方から急用の仕事が入ったためにいけません、すみませんとかなんとか言いながら買ってくるもののリストとかなり多めの資金を
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