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インフィニット・ストラトス 復讐を誓った血継限界の転生者
決闘宣言
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「お、織斑くん、それ本気で言ってるの?」
「男が女より強かったのっと、大昔の話だよ?」
「織斑くんは、確かにISを使えるかもしれないけど、それは言い過ぎよ」
あ〜あ言われてるよ。
「……じゃあ、ハンデはいい」
「ええ、そうでしょう。むしろ、わたくしがハンデを付けなくていいのか迷うくらいですわ。ふふっ、男が女より強いだなんて、日本の男子はジョークセンスがあるのね。それであなたはどうします?」
「ん、俺か。いいよ、ハンデなんて」
「あら、あなたは潔く負けるのがお好きなようですわね」
「ちげーよ。ハンデ付けてやったのに負けたなんてお前も恥ずかしいだろ?なんなら、俺がハンデをくれてやるよ」
「あなたは理知的な方だと思いましたが、そうでもないみたいですわね。さっきの話を聞いていなかったのかしら?」
「…オルコット。悪いことは言わん。ハンデを付けてもらえ」
さっきから黙ってた織斑先生がいきなり口を開いた。
「お、織斑先生。いきなりなにを!?」
「紅原は入試の試験官を本気を出さないで一分もしない内に倒すほどの実力だぞ」
この人余計なこと言うな。クラスの奴らなんか信じられない顔でこっち見てるよ。
「織斑先生。さすがに本気を出してましたよ」
「ほお。なら、戦闘中に時刻確認、あくび、鼻歌、さらには教員にアドバイスなどしている奴をどうやって本気を出していたと言えるのだ?教えてほしいものだな」
「ハハッ、生徒に答えを求める教師なんて格好悪いですよ織斑先生」
「ふん。減らず口を……それでどうするオルコット。ハンデを付けてもらうか?」
「いりませんわ!そんなもの!」
「そうか。さて、話はまとまったな。それでは勝負は一週間後の月曜。放課後、第三アリーナで行う。織斑と紅原、オルコットはそれぞれ用意をしておくように。それでは授業を始める」
なんか面倒くさいことになったな。まあ、やるからにはちょっとやるか。
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