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少年は魔人になるようです
第77話 少年達は指針を見つけるようです
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れた。

そこにはローブを着た赤髪の子供が、『全きこの身を剣と化し(エントーティスキス・キ・モノ・アヴトーブリオラ)』でゲートポート内を攻撃している姿が

映されていた。顔までは良く見えないけれど、アレって・・・!?

バッ!
「フードを被って!」

「チッ、どないなっとんねん!」

「大方、あのフェイトとか言う奴らの仕業だろうがよ。にしても、これでメガロも安全じゃねぇってこったな。」

「え、ちょ、何、どういう事!?」


しどろもどろしているまき絵さんを連れて、少し離れた所でニュースを見る。

内容を統合すると、どうやら主犯格に近いとされた僕達は懸賞金を掛けられて指名手配されたようだ。


僕だけ金額30万っておかしくない!?他の皆3万円(Dq?がお金の単位らしいけど)とかなのに!

とにかく、一刻も早くみんなと合流しないと―――


「「ちょっと(ちょぉ)待て!」」

「グェッ!ゲホゲホ……な、何するのさ!早く皆さんを見つけないと、賞金首に狩られちゃいますよ!?」

「駄目だよネギ君!それはアルなんとかさんがやるって言ってたじゃん!」

「そうだぜ先生。だから、あたしらがやる事は情報収集。これに尽きる。

一番お馬鹿そうな佐々木、お前この状況正確に把握してるか?」

「ひ、一言余計だよ千雨ちゃん!私だってわかってるもん!」


そう言いつつも、むーんと唸り始めるまき絵さん。千雨さんと小太郎君は分かっているらしく、

ニヤニヤしながらその様子を見ている。
・・・性格悪いなぁ。


「え、えっと、私達は指名手配?されちゃった犯罪者で、仕掛けたのがあのフェイトって奴らなんでしょ?

で、安全だと思ってたメガなんちゃらはグルだから助けて貰えなくて、皆大変!」

「うん、まぁ大雑把に言えばそんなもんだ。まぁ態と捕まってメガロまで連れてって貰って、身の潔白を

証明出来りゃ一番いいが……まぁ無理だからこの案はポイだ。」

「はい。そうなると、メガロメセンブリア以外の国に頼るもの難しいですし、やっぱりアルさんが言った通り、

自分達で皆を探し出して、地球に帰るしかないと思います。」

「せやかてお尋ねモンじゃ情報収集もまともに出来んやろなぁ。どないする?」

「大丈夫。そこは僕に考えがあるんだ。」

………
……


カランカラーン
「…………ミ、ミルクティーを。」

「昆布茶。」

「あ、じゃああたしピーチジュースー!」

「オイオイ………。」


酒場に現れた新参者四人に僅かにざわめく店内。そして注文を聞いた途端ドッと笑いが起き、此方への興味を

無くす。しかし、数人はその奇妙な取り合わせに目を向ける人
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