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ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第7話 《Untouchable!》
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000番系って言う非常に珍しいアバターなんだ。だから、容姿がこれなのは仕方がないことなんだ」
「信じられないならはい、カード」
シノンはカードを受け取りしげしげと眺める。
「ほ、本当だ………」
シノンはまだ信じられないと言った感じでカードを返してくる。
「そんで、私に頼み事って何?」
「ああ、そうだった。彼女に戦闘のレクチャーをしてくれないかな?」
なるほど、初心者の先生をしてくれってことか。
「いいけど、シュピーゲルがすればいいんじゃないの?」
「いや、僕よりも戦い慣れしてるシュートの方がいいと思ってね。どうかな?」
「まぁ、いいけど、それじゃあ、まずは適正でも調べようか」
「適正?」
「どんな銃か合うかとか、ポジョション的に何処がいいのかとか調べることだよ」
シノンにそう説明し俺達は近くの射撃場に向かった。
シノンに様々な銃を撃たせて俺なりの結果を付ける。
「うん、シノンはどれも平均的にやれるね。でも、狙撃銃での命中率が一番高い。狙撃手として有能になれるかも」
俺の結論としては狙撃手として育成するのがいいと思った。
「狙撃………ね」
シノンは思案顔になり考える。
「でも、シュート。狙撃手になるには結構な量のスキルが必要になるよ。それに、狙撃銃って結構値が張るし」
「銃なら大丈夫。最近いいものを手に入れたからそれを上げるし、スキルなら私とシュピーゲルが居るから問題は無いと思うよ」
射撃場を出て次に向かったのは武器ショップだった。
メインに狙撃銃を使うとしてサブにサブマシンガンかハンドガンが必要だから買いに来た。
後、防具とか戦闘用の服とか。
「そう言えば、シノン、お金は」
「…………千クレジット」
ばりばり初期金額だ。
「じゃ、少し儲けようか」
「シュート、あれをするの」
「もちろん!」
「あれって?」
「シュートの稼ぎ場所だよ」
シノンを案内しながら、武器ショップの奥にあるあるものを見つける。
「これが、私の稼ぎ場所の一つ《Untouchable!》だよ」
幅三メートル、長さ二十メートルの金属のタイルを敷いた床を三メートルの柵が囲った場所。
奥には西部劇のガンマンの恰好をしたNPCが立って腰のリボルバー銃を抜きながら何か挑発的なことを言ってる。
「これは?」
「あのガンマンが撃ってくる弾丸を避けながらどこまで近づけるかて言うゲーム。プレイ料金は一回五百クレジットで十メートル突破で千クレジット、十五メートルで二千クレジットが貰える。で、もしガンマンに触れたら今までプレイヤーがつぎ込んできたお金が全額貰えるんだ」
今の金額は…………十
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