暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第7話 《Untouchable!》
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
詩乃がバイトを始めて数日がたった。

バイトのお陰で詩乃の生活に少しばかり余裕ができ、詩乃はGGOとアミュスフィアを購入できた。

そして、今日、詩乃は初めてのVRMMOである。

「以上がGGOでのチュートリアルだ」

「丁寧かつゲームっぽい説明ありがとう」

ご丁寧に頭を下げてお礼を言ってくる詩乃。

「それじゃあ、俺は帰るな」

「ねぇ、秋人はGGO、今日は入るの?」

「ああ、入るぞ」

「なら、私が新川君と向うで会った後、GGOで会える?」

「あ〜、悪い。今日、GGOでの友達に会う予定なんだ。だから、今日は無理」

「そう…………」

詩乃は寂しそうに俯く。

そんな詩乃を見て、俺は優しく詩乃の頭を撫でる。

「なら明日、会おうぜ。俺がGGOでの戦い方からいい狩場まで色々教えるからよ」

「もう、子供扱いしないでよ」

そう言う詩乃だが、口元は緩んでいた。

詩乃に別れを告げ、部屋に戻り時刻を確認する。

うん、丁度いい時間だ。

アミュスフィアを装着し、ベットに横になる。

「リンクスタート」

GGOの中に入り、俺は待ち合わせ場所のバーに入る。

適当にクリームソーダを注文し飲んでいると扉が開き、見知った顔が現れた。

「お〜い、シュピーゲル!」

「あ、シュート!久しぶり」

こいつはシュピーゲル。

GGOでの俺のフレンドで同じAGI型のプレイヤーだ。

銀灰色の髪で細身の体型のアバダー。

傭兵や兵士というより特殊部隊の隊員と言った感じの装備が特徴だ。

おまけに顔もそこそこいい。

俺なんてこんなロリみたいなアバターなのに…………

「あれ?久々に会ったのになんでいきなり睨むの?」

「いや、ただ不公平な神様の事を恨んでただけ」

音を立てながら一気にクリームソーダを飲み干す。

「で、後ろの女の子は誰?」

「そうだ、紹介するよ。彼女はシノン。僕の、一応友達かな?それで、こちらはシュート。僕のフレンド」

「初めまして。シノンです」

「どうも、シュートです」

手を差し出し握手をする。

このシノンさんと言う方、中々可愛いアバターだな。

アバターは基本ランダムで決められるからこんなアバターに当たるとは運がいいとしか言いようがない。

「えっと、シュートさんはGGO長いんですか?」

「敬語はいらないよ。後、勘違いしてるかもしれないけど私、男だから」

「え?」

シノンの目が点になった。

そして

「えええええぇぇぇぇぇぇ!?」

絶叫が響いた。

「嘘!?だって………どう見ても女の子じゃない!」

「えっとね、シノン。シュートはM9
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ