第144話 Earth
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ころに来てしまったようだな。その時、
エ「!」
さっきよりも強大な魔力を背後から感じた。私は別空間から剣を取り出して身構えた。
エ「え・・・?」
そこにいたのはなんと、私と同い年くらいの青年だった。青い髪の毛に、昔、貴族が着ていたような服を身に纏い、手には青白く光り輝く剣が握られていた。だが、青年の青い瞳には光が射し込んでいなく、雰囲気がショールと似ていた。それに、
エ「お前は何者だ。なぜこんなところにいる。」
普通の魔道士と何かが違う。それに、こいつは私がここに来る以前から、すでにここにいたみたいだ。青年は、小さいが、迫力のある声で、
ア「俺の名はアース。地球の守護神だ。」
ち、地球の守護神だとっ!?ま、まさかこんな青年だとは・・・し、しかも、私の目の前にいるのだから・・・するとアースはゆっくりと持っていた剣の刃先を私に向ける。
ア「地球の守護神でもあり、地球の支配者でもある。」
エ「!?」
ど、どうゆう事だ・・・?私が聞く間もなく、アースは剣を私に向かって振りかざす。私はとっさに持っていた剣で防いだ。剣と剣がぶつかり合い、火花が散る。
ア「支配するのを邪魔する者は、消すまでだ。」
エ「お前・・・まさか・・・!」
『闇』に、心を・・・!『ブラックテンプラネット』は全宇宙にある10の惑星を支配する闇魔法。10の惑星を守っている守護神が、『闇』に心を染めてしまうのも可笑しくは無いっ!アースの剣が青白く光ると、威力が増した。私は一旦身を引き、アースから距離をとると、天輪の鎧に換装する。
エ「舞え、剣達よ・・・」
銀色に光り輝く剣がふわりと宙に浮かび上がる。
エ「循環の剣ッ!!」
銀色に光り輝く剣が回転しながらアースに襲い掛かる。が、
ア「てぇぇぇっいっ!」
アースはものすごい速さで剣を振るう。すると、バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキッ!!!と凄まじい音を立てて、私の剣を全て真っ二つにしてしまった。
エ「なっ!?」
私は目を見開く。今目の前で起こった出来事が信じられない。
ア「はぁぁぁぁぁっ!」
エ「くっ・・・!」
目ではなかなか追いつけない攻撃を何とか避けるが、右頬と右肩を掠った。頬と肩に薄っすら血が滲む。な、何という速さだ・・・!私は飛翔の鎧に換装すると、
エ「はぁぁぁぁぁっ!」
双剣をアースに向かって振りかざす。だが、アースは表情を一切変えずに、私の攻撃をあっさりかわす。私は双剣を振りかざし続ける。だが、アースは表情を一切変えずに、私の攻撃全てあっさりかわし続け
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