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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第167話】
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素直に受け取り、その場を後にした俺の意識が戻ると共に第二形態移行が完了していた。


 そして、場の体勢を整えた俺達の前に一夏と篠ノ之が合流――だが、第二形態移行した一夏の左腕から放たれた荷電粒子砲が俺達の居た空域を通過したため、非難が集中。

 当たり前だがこれまで射撃をしたことない奴が、マーカー無しで射撃だからな。

 気付くのが遅れたらまさしくフレンドリー・ファイア。

 誰だって怒る。

 合流した一夏たちが加わると、二人は既に満身創痍の福音に対して攻撃を行うのだが――福音の悲痛な機械音声を聞き、機能停止寸前にまで追い詰められた福音を庇うと、今度は二人から非難を受ける。

 確かにあの場の事情を知らない二人から非難を受けるのは当たり前だ。

 だがそれでも、その時の俺は対話で福音を止めようと決めていたのだから倒して事件の解決という選択肢を俺は選べなかった。

 ラウラがAICで二人を拘束――越界の瞳の機能でAICの効果も増幅され、普段なら一人しか動きを止められないのだが二人の足止めをしてくれたラウラに感謝し、福音との対話を果たす。

 ムラクモに導かれ、福音との対面を果たした俺はこれまでの経緯を謝ると、素直に許してくれた。

 事情を聞くと、自分の意思に関係無く暴走したとのこと。

 その後は頭を撫でると眠くなったのか福音は眠りにつき、意識が現実に戻るとISが解除された操縦者を抱え、全員で旅館に帰還した。


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