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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-3 Third Story~Originally , meeting of those who that you meet does not come ture~
number-27 conduct of their own
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その自分では良く分からない思いを心の奥にしまう。
激しく渦巻いているこの気持ち、またあの少年を前にすると暴走してしまいそうだ。
燐夜と戦ったこの位置まで飛んできた速度とは違い、今度は比較的ゆっくり飛び始めた。理解できないあの少年に対する思いを誤魔化すように頭を横に振りながら。
◯
燐夜を医務室に運んだ龍雅。任務を全うに果たし、褒められることがあっても、貶されるようなことはない。ちゃんと仕事をしている。
その龍雅が医務室の隅で所在なさげに佇んでいる。なぜなら――――
フェイトがベットに寝ている燐夜の手を握って座っているからだ。
フェイトは、龍雅がいるにも係わらず燐夜のことしか頭にない。そのせいで龍雅は、自分が何をしたかったのかを忘れてしまい、ただ突っ立っていることしかできなかったのだ。
燐夜が寝ているベットの隣のベットには目を覚ましたはやてがフェイトと同じように燐夜の身を案じていた。こちらはフェイトとは違い、龍雅の存在には気づいてはいたのだが、以前の行いが悪すぎてやはり拒否感があるようだ。
それでも、前とは違ってまともになったのは分かるのだが、第一印象が最悪過ぎたため改善の方向にはあるが、やはり悪い。
その場に立っているのがいたたまれなくて、思わず何も言わずに医務室から飛び出すようにして出てきた。
龍雅は、このなのはの世界に転生してきたとき自分が最強であるのを信じて疑わずに過ごしてきた。所謂最低系転生者というものだ。
この世界に来る前――――都合上前世とする――――は、いたって普通のどこにでもいそうなごく平凡な人だった。そんなやつが二次元に興味を持つのは、時間の問題だったのかもしれない。
最初に見たこの『魔法少女リリカルなのは』が一番強く印象に残り、その登場キャラクターの中でもフェイト・T・ハラオウン、今はまだフェイト・テスタロッサである。フェイトが好きなキャラだった。
神様とやらの人間よりも上位の存在の誤りによって死んでしまい、二次元の世界に転生させてもらうことを知ったとき、つかさずなのはの世界を上げた。
幸いにもその願いは叶えられて、自分に新しい力ももらった。
デバイスとまだ使ったことの無い、ソードアート・オンラインの二刀流のソードスキル。
その他にも神様が色々とつけてくれたらしい。おそらくその中にニコポ・ナデポが入っていたのだろう。この世界に来てからそれに当てはまるようなことがあったが、二次創作でもよく言われている様になのはの登場キャラの精神年齢は高い。例外として3歳の頃のなのはがあげられるが今は気にすることではない。
何とかしてフェイトと仲良くなりたいという思いが強すぎて、その思いが最低系転生者と同じような行動に結果としてつな
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