空白期編
なん・・・だと?
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同じこと言わないでよー。そして無理!」
あきらめが早すぎた。
そして料理が出来上がったので机に持っていき、朝ごはんを食べた。
学校についてすぐ。
「そういえば今年はクラス別れたんだよね」
下駄箱で靴を履き替えている最中、美愛が言った。
美愛の言うとおり、去年までは同じクラスだったオレらだけど、今年はオレと美愛と慎吾とフェイト、なのはとはやてとアリシアとアリサとすずかというようにクラスが別々になった。
「三年間不思議なことに同じクラスだったのにねー」
もう上履きに履き替えたアリシアが言う。
うむ。一年生から三年生、一学年四クラスあるこの学校で何故かずっと同じクラスと言う奇跡。
「ま、そっちのほうが珍しいからな」
オレたちはそんな話をしながら教室に向かう。
「じゃ、わたしはこの教室だから。まったねー」
アリシアはそう言って一つ隣の教室に入っていった。
「おはよー」
「おっはよー!」
そしてすぐにオレたちも自分の教室に入る。
「お、今日もまた遅刻の五分前」
教室に入ってすぐ、慎吾が言う。
「美愛が起きないからしょうがない」
「もう美愛、いい加減に一人で起きなきゃダメだよ?」
「フェイトまで同じこと言わないでっ」
慎吾と同じように既に来ていたフェイトが話に入ってくる。
うん、やっぱそう思うよな。
「あ、ところで一時間目の算数の宿題終わってるか?」
「もち」
慎吾の質問にオレは即答する。
「じゃあラストの問題みせてー。マジ意味わかんねー」
「ったく、見ちゃダメだろう。教えてやるからあとでプリント持って来い」
「さんきゅー」
というか、慎吾は前世の九十九輝希の記憶があるのになんで小学四年生の問題がわからないんだろう。
ちなみにオレはほとんどの記憶は所持していが、当時見ていたアニメのいくつかは忘れてしまっている。
かわりに学力はそのままだし、エリザが勝手に転生特典弄ったらしいからステータスが全体的に上がっていたりする。
「あ、ならおにぃ、プリントみせて。全部の問題丸写しするから」
「お前は勉強しろッ!」
美愛の頭をスパーンと叩いたのはしょうがないはず。
放課後。
オレたちは廊下に出ていつものメンバーを待つ。
「ごめん、待った?」
アリシアを筆頭になのは、すずか、アリサも出てくる。
「いや、オレたちもさっき出てきたとこ。じゃあ今日も翠屋でいいよな?」
今年からオレたちは放課後に用事がないときは翠屋に集まるのが当たり前のようになっていた。
「あ、そうだ陽龍くん。国語でわからないところがあるから教えてくれない?」
なのはが聞いてくる。
「別にいいぞ。代わりに理科
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