暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才 バージョン2
46話 再会
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
企業スパイだった」
「お母さんが…そんな」
「当然娘のお前に言える筈が無い。そんな時、我々は真理君に出会った。真理君は我々を孤児院を教員として雇い、デュノア社から守ってもらうことになっていたんだ」
「ただその後、デュノアのオッサンがそれに気づいて、俺から情報を引き出せとロロットさんに命令したんだ」
「…そんなの断れば…」
「確かに断れば良かったかもしれない。けど、ロロットさんはそれができなかった……断ればお前の命がなかったからだ。気付かなかったか自分が狙われていたこと?」
まあ気づくわけないか。あっちもプロだし、二年前のデュノアはただの一般人だからな。
「暗い話になってしまったね。そう言えばシャルロット。学校はどうだい?友達はできたか?」
「え、あ、うん。友達は沢山できたよ。それに…好きな人も…」
「織斑一夏君か。そうか……私的にはバロウ君だとずっと思っていたんだよ。小さいころからいつも一緒にいたからね」
「バロウは他に好きな人が要るって昔聞いたことがあるから…」
ハハッと笑うデュノア。バロウも可哀想に好きな奴にこんな勘違いをされてるとは。
「おっと、そろそろ時間だな。デュノア帰るぞ」
「はい。じゃあ叔父さんまたね」
「あぁまた」
俺達は応接室から出て、エレベーターに乗りこみ、第六発表室に向かった。
「デュノアは本当はお前、俺にも聞きたいことがあるだろ」
「はい。いくつかありますが一つだけどうしても知りたいことがあります。一夏についてです。神倉先輩は何か知っているんですよね」
「ああ、けどこっから先は別だ。お前が俺に得のあることをするなら教えてやる」
「そうですか」
エレベーターが目的の階に着いて俺達は第六発表室に戻った。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ