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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
狂気の計画の正体
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「一夏!!」
「来るな優奈!!こいつ唯の生物じゃねぇ!!!ぐわぁぁあああああああああああ!!!」
優奈は一夏に駆け寄ろうとするが一夏に制止されてしまう。そして一夏は身体全体をアメーバに覆われてしまった。アメーバは一夏の身体を侵食していき、食らい付くかのような光景。優奈は思わず口に手をやって大きく叫びを上げる。
「一夏ぁぁあああ!!!」
優奈の叫びは一夏の耳に入ること無く虚しく消えていった、アメーバはどんどん色を変えてくすんだ青色へと変化していき、背中からは触手の様な突起が生えていた。そして目がマグマの如く赤く光っていた。
『フッ!!』
一夏は突如、起き上がった。が…既に一夏ではない何かへと変化していた。
『ウゥゥゥウ!!デュアァァアア!!』
手から赤いエネルギー弾を発射して、格納庫の壁を粉々に破壊した。しかもただ破壊されたのではなく、まるで抉り取られたかのような破壊のされ方だった。炎であるが全く違う炎ではない何か。
『デュァァァァアアアアアアアアア!!!』
一夏はそのまま周囲のものを手当たり次第に攻撃しながら格納庫を歩き回る。優奈は暴れまわる一夏の前に立ちはだかって静止させる。
「一夏!落ち着いて!!」
『ゥゥウウダァアアア!!』
一夏は両腕にエネルギーを蓄積させてからそれを大型の三日月状にして飛ばした。優奈は床に飛びつくように伏せてそれを避けるが、エネルギーの刃は周囲の機器や壁をまるで紙のように切り裂き爆発させていく。そして、そこには研究員の姿があった。
『シャァァアア…!!』
一夏は床に伏せている優奈には目もくれずにそのまま格納庫から出ていってしまった。優奈は起き上がって周囲の状況を確認するが、酷い有様だった。彼方此方火の手が上がり、格納庫も煙で充満し始めている。優奈は立ち上がって格納庫を出る事と一夏を止める事を最優先目的に据えた。が
「でもどうやって一夏を止めたらいいの…?」
謎のアメーバによって寄生されてしまった一夏は通常の状態ではありえない程のパワーとエネルギーを持っているのは明白だった。それをどうやって助ければいいのか解らない。そこで優奈がしたのは研究データの回覧だった。あれがFK計画に関することならデータが残っている筈、それが見つかれば一夏を助けるヒントになる筈と考えたのだ。一夏の暴走による振動が強くなる中、データベースにアクセスしてデータを探していると気になるファイルを発見した。
「これは…?」
優奈はそれをクリックすると、音声データとともに画像データが表示された。
『我々は日本政府の要請を受け、ISを超える騎士の研究開発を言い渡された。正直心が躍った、ISっという世界最強のものを打ち破る物を生み出す、何故かゾクゾクとしていた。
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