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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
狂気の計画の正体
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とにかく絶対に生み出す。そしてそれがどんな生き方をするのか見てみたい』
どうやら音声はこの研究所の所長のものらしい。音声データは次のものへ移った。
『単純にISを超える騎士、簡単そうで難しい課題だ。だが逆に考えてみた。ISの力を昇華させればいいのではないかと』
『私は集められるだけのISをデータをかき集め、片っ端から身寄りのない子供にインストールした期間を組み込んでみた、結果。子供は直ぐに死んでしまうが、死ぬまでは入力したISのデータを完全に使いこなしていた。これは素晴らしく興味深い結果だった。これからは課題はISデータを組み込んでも死なない素体の開発だろう』
「なんて非道な…」
優奈は思わず言葉を漏らしてしまった、そこからは薬物投与、肉体改造の為のサイボーグ化の手術、麻薬食材などを用いた心の破壊だった。人道を完全に踏み外している。だがある時点からあのアメーバのようなものの記述があった。
『突然、サイボーグとなった素体がいきなり解け始め、アメーバのような見た目をした球形になった。驚くべき事にこの状態に成っても素体は生きていた。しかもこの生命体は他の生命体に密接して、生命エネルギーを吸収し我が物にして自らを強化する性質があり、他の生物や物質と融合して自ら進化する事が解った。例えそれが人間だろうが鉄だろうが融合して身体を構成する。これは素晴らしい発見だ!!我々はこの生命体を、超融合生命体ドルソルと呼ぶ事とする』
優奈は一夏に取り付いた生命体のドルソルの正体を知った。あれも元は人間という事に驚かせれた。そして最後に記されていたのはドルソルが融合した形態、超融合超人が暴走した時の対処法だった。
『ドルソルは如何なるものと融合してもその弱点は変らない、その弱点は冷気。ドルソルは寒さから逃れる為に熱エネルギーを求めて動き回る。ドルソルを処分するには強力な冷気をぶつけるだけでいい。それだけでドルソルは活動を停止する』
「冷気…やってやるわよ…私の旦那様を返してもらうわよ」
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