魔法先生ネギま!
0423話
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
レスだ。そのスリムなボディラインを際立たせるようなドレスで、どこか凜としたイメージを抱かせる。
「その……どうでしょうか? 余り自信はないのですが」
おずおずとそう告げてくる茶々丸に頷いてやる。
「ああ、良く似合ってるぞ。……大河内のドレスもな」
「え? わ、私? ……ちょっと恥ずかしい、かも」
大河内が着ているのは緑色のドレスだ。どちらかと言えば大人しい大河内らしく、あやかや美砂のように派手な物では無い。……いや、その出る所がしっかりと出ているボディラインは舞踏会に向かう男の視線を惹き付けてるんだが。
ちなみに少し離れた場所では何故かボディーガードのような男物のスーツを着た桜咲がいて、それを見た神楽坂がネギへと文句を付けている。どうやら話を聞く限りでは桜咲のあの姿にOKを出したのはネギだったらしい。それに対して神楽坂はどうせならパーティドレスを着て欲しかったという所か。
その後は長谷川がネギへとこのまま進んでいいのかと聞き、自分が自分である為に行かせて下さいとネギが答える。それを聞いていたラカンがネギへと不意打ちをして、それを回避したネギへとラカン3級なる称号を与えていた。
「ネギ、お前はもう力を手にした一人前の男だ。男だったら女を守れ。そして世界を救え。……自分の為じゃなくてな」
「ラカンさん?」
突然真面目にそう話したラカンに、ネギが困惑するようにその顔を見る。
だが、ラカンはすぐにいつものおちゃらけた表情へと戻るとネギの背中を叩きながらいつもの口調で話す。
「まぁ、お前が何かやばくなったらアクセルに頼るってのもありかもな」
「……俺かよ」
「ああ。お前程の力があるんだ。それこそ世界を救ってみてもいいんじゃないか?」
「世界を救う、ねぇ」
世界に反逆した事はあるが、世界を救うってのは初めてだな。
……いや、アインストのシュテルン・ノイレジセイアを倒したって事は一応世界を救ったと言えるのか? あるいはSEED世界でジェネシスを使えなくしたのも一応世界を救った内に入る……か?
「何だ、まぁ、ネギの様子を気に掛けてやってくれ。こんなんでも俺の弟子だし、あの馬鹿の一人息子でもあるからな」
「どのみち現実世界に戻るという意味では一緒の目的なんだから手助けはするさ。……お前は手助けしてくれないのか?」
「んー、そうだな。まぁ機会があったら手助けさせてもらうかね」
何やら意味深に告げたラカンはそのままトイレ、と言って去ろうとして……不意に振り向く。
「ネギ、お前の母親はアリカで間違い無いから。でもってアリカはかなりいい女だった。正直、俺も少し惚れてた。まぁ、あの馬鹿がいたから結局はそのままだったけどな」
さらっと軽くそう告げ、ネギが固まっている間にそのま
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ