第142話 Uranus
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私はシャルルと一緒に空から『ブラックテンプラネット』を探しています。いったいどこまで飛んで行っちゃったんだろう?すると、ガクンッと体が下がりました。
シャ「ウ、ウェンディ・・もう、これ以上は飛べない・・・少し休ませて・・・・」
ウェ「そうだね。少し、休憩しようか。」
シャ「助かるわ・・・」
私達は地面に下りて、少し休む事にしました。
ウェ「・・私、来なきゃ良かったかな・・・?」
シャ「またそんな事言うの?ほんっとあんたはネガティブなんだから。」
ウェ「だってぇ〜・・・」
私は最強チームの中で一番弱いし、頼りなくて、引っ込み思案で、臆病で・・・
シャ「確かにそうだけど、時々頑固じゃない。」
ウェ「それはシャルルだけだよ。」
シャルルとは長い付き合いだからね。
ウェ「皆、大丈夫かな・・・?」
シャ「そうやってすぐ仲間に頼らないの。あんたがいなかったら、『ブラックテンプラネット』を全て止める事も出来なかっただろうし、トーヤだって危なかったんだから。あんただって役に立ってるのよ。それに、あの時言ったでしょ。みんなあんたを頼りにしてるんだって。あんたがやらなくちゃ、いったい誰がやるのよ?」
シャルルの言うとおりだね。
ウェ「私が・・・私がやらないとっ!」
少し、シャルルの言葉で元気が出て来た。やっぱりシャルルはとても心強い。そう思ったその時、
ウェ&シャ「!」
私達の頭上から凄まじい魔力を感じました。上を見上げると、黄色に光り輝く『ブラックテンプラネット』が私たちの頭上で漂っていました。
シャ「これを止めればいいのよね。」
ウェ「私がやらなくちゃっ!」
すると、『ブラックテンプラネット』に何かが写っているのが見えました。何だろう?軽く背伸びをして見ると、惑星が写っていました。その惑星は―――――
ウェ&シャ「天王星・・・」
太陽系の第7番惑星。天と地を結ぶ惑星といわれ、『天地の惑星』と呼ばれています。
ウェ「この『ブラックテンプラネット』は、天王星を支配する事が出来るんだ・・・」
シャ「急がないと、天王星が・・・!」
支配されちゃう!私は、『ブラックテンプラネット』に写っている天王星をもっとよく見ようとすると、突然『ブラックテンプラネット』が黄色く光りだしました。
ウェ「キャアアアアアッ!」
私はあまりの眩しさに目を覆っちゃった。
シャ「ウェンディーーーーーッ!!」
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ウェ「こ、ここは・・・?」
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