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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
短編 一輝とお姫様 D
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次の日の朝、一輝が目を覚ますと一輝の横にマヤはいなかった。
そのことに一輝が首をかしげながら部屋を出ると、マヤは朝食を作っていた。
「ふああ・・・・おはよう、マヤ。」
「あ、おはよう、一輝。なかなか起きてこないから勝手に朝食を作ってるけど、冷蔵庫の中身は使ってもよかった?」
「ああ。ありがとう。」
一輝はマヤにそう返すと、新聞を取りにいき、ついでに事務所のほうで何かしらの依頼がないかを調べる。
依頼が入っていないことを確認し、元の部屋に戻るともう既に朝食は並んでいた。
「あ、帰ってきた。口に合うかは分からないけど。」
「そんな贅沢は言わないよ。飲み物は何がいい?」
「じゃあ・・・あったらでいいけど、紅茶をお願いしても?」
「紅茶紅茶と・・・あった。」
一輝はマヤの紅茶と自分のお茶をくみ、席に着く。
「では、」
「「いただきます。」」
二人はそのまま今日の予定を話しながら食事を終えた。
「ご馳走様でした。美味しかったよ。」
「ありがとう。じゃあ私は着替えてくるね。」
一輝は食器の片付けに入り、マヤは着替えに行く。
――――三十分後――――
「準備できました。」
「よし、じゃあ行くか。」
一輝が準備を、マヤが変装を終えると二人はそのまま部屋を出て、出かけた。
変装といっても、髪形を変え、カラーコンタクトを入れただけだが。
「じゃあ、まずはその辺の本屋から回る?」
「うん!」
マヤはそういったところに行ったことがないので、十分に楽しめるだろうと言う考えから、まずは近場から回り、一回食事を挟んでから東京にでも行こう、となった。
そのまま、近場の本屋、CD、DVDショップを回り、昼食を取ることになった。
え、描写?この光景とか読んでても面白そうじゃないし、書きづらすぎますよ?
スイマセン、いい訳です。そんなの自分には書けません。
「さて、何を食べたい?」
「食べたいもの・・・せっかくだから、何か日本らしいものがいい、かな。」
「日本らしいもの・・・急に言われて思いつくのは、寿司かお好み焼き、もんじゃ焼き?」
「そうですね・・・回るお寿司屋さんとか、結構あこがれてたりする。」
「これまた庶民的なところになったな。」
一輝はGPSでこの辺りにある回転寿司を探し、一番近いところまでの地図を覚えると、
「じゃあ、行こうか。少し歩くけど。」
「うん!」
二人は歩いてその店に向かう。
まあ、言うまでもないことだがマヤは周りの視線を集めに集めている。
そんな中歩くこと数分、目的地に着いた。
「ここが、回転寿司?」
「ああ。繁盛してるなー。」
「席・・・空いてるかな?」
「それは大丈夫。手は打ってある。」
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