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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
ヒッポカンプの騎手 A
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「 La grand’etoille par sept jours brulera,(巨星が七日間燃え続け)
  Nuee fera deux soleils apparoir:(雲が二重の太陽現すだろう)
  Le gros mastin toute nuit hurlera,(獰猛な巨犬が夜通し吠え)
  Quand grand pontife changera de terroir.(法王が大地を変えるとき――)
「茨の檻!」

全員が攻撃を出来る間合いに入ると、ヤシロは二翼の後方から火の玉を放ち、耀と音央は二翼の前方から輝く旋風と茨を放つ。

それにより、有翼種は二体、他のサポートが落とされ、動きを止められる。

そして、自分達を襲撃したのが誰か分かったグリフィスは、

『先日の遺恨を晴らしに来たか、小娘ども!』
「・・・別に、遺恨なんてないし。戦略的に潰しに来ただけだし。」
「「「「何を言ってるのか分からない。」」」分かりません。」
『ッ、何処までも舐めてくれるな・・・それより、私は人語を使っておる!』

キレた。普通にキレた。

『貴様ら!今すぐ取り囲み、攻撃を』
「是害流究極絶技、其の弐!『空木倒(うつぎだおし)!』」

グリフィスが指示を出し切る前に、求道丸が二翼の一人に向かって走り、ハイキックを喰らわせ、水中に叩き落す。

『な・・・』
「おら!どんどんいくぞ!『虚空太鼓(こくうだいこ)』!」

求道丸がさらに攻撃を加えようとするが、グリフィスは雷を放ち、求道丸をはじく。
はじかれた求道丸に傷がないあたり、十分な実力を持っている。

ちなみに、空木倒は木の倒れる音が聞こえる怪異、虚空太鼓は海上で太鼓の音が響くという妖怪現象なので、本来は決して、物理的なものではありません。

「なかなかやるな、あの馬肉!」
「求道丸お兄さんもね。その姿が本来の?」
「はい、これが木の葉天狗の本来の姿です!テンションが上がってくると、どうしてもこの姿になってしまって。」

今の求道丸の姿はオウムとトカゲと狼を足して三で割ったような姿だ。

「まあ、自分は妖術が一切使えませんので、こちらの姿になっても何にも変わりませんが!」
「嬉々として言うことなのでしょうか・・・?」

常に前向きハイテンション、それが求道丸である。

そんなことを話している間にも、耀が輝く旋風の竜巻を起こして相手を落としたり、それでバランスを崩したやつらを音央が茨で縛り、水中に落としていく。

『この・・・喰らえ!』
「させません。奈落の穴。」

グリフィスは、二人が自分に注意を向けていないタイミングを狙って雷を放つが、全て鳴央の奈落の穴に吸い込まれ、

「奈落の門。」

グリフ
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