暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
ヒッポカンプの騎手 A
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ィスの前に作った門から放つ。
『この・・・猿無勢がぁ!』
「俺は天狗だぁ!」
求道丸の拳と、グリフィスの雷がぶつかる。
その拳は、十六夜のように霧散させることはない。
しかし、雷を貫いていく。
『な・・・キサマ、一体どのようなギフトを、』
「ただの体術だぁ!」
そう、求道丸は何のギフトもなく、己の拳だけで雷を貫き、グリフィスに一撃を入れる。
「耀の姐さん、後は頼みます!」
「うん、分かった!」
そこからは、グリフィスは耀一人に任せ、
「
Le tremblement si fort au mois de Mai,
(
五の月に大いなる地震
)
Saturne,Caper,Jupiter,Mercure au boeuf:
(
土星は魔羯宮、水星、木星は金牛宮
)
Venus aussi Cancer,Mars,en Nonnay,
(
金星も巨蟹宮、火星は処女宮
)
Tombera gresle lors plus grosse pu’un oeuf.
(
やがて卵よりも大きな雹が降る
)
」
「奈落の穴!」
「真夏の夜の夢!」
「空木倒!」
四人による、オーバーキルが始まり、二翼はどんどん失格していく。
耀のほうがクライマックスに入ったころには、騎手の一人を除いて全員が失格していた。
「ヒッ!」
残りの騎手も、自ら河川に飛び込もうとするが、
「茨の檻!」
音央によって茨で縛られ、飛び込めなくなる。
「悪いけど、あっちが解決するまで、失格してもらうわけにはいかないのよ。」
「少し痛いかもだけど、我慢してね!」
その騎手の顔は、今にも死ぬんじゃないか、というレベルで青ざめていた。
====================
一分後、二人の勝負が耀の勝利で終わったので、捕まえてた騎手を水中に沈めた後、四人で耀の元に向かう。
「お疲れ、耀!」
「うん、頑張った。」
全員がハイタッチをし、喜びを分かち合い、全員で勝利宣言をするのだった。
==============
「さて、私はこのまま飛鳥たちを待つけど、皆はどうするの?」
耀は四人に尋ねる。
この後で果実をとりに行き、ゴールを目指すには時間がなさ過ぎる。
それゆえの質問だろう。
「まあ、目的は果たせましたし。」
「飛鳥お姉さんなら、トップ集団に入って戻ってきて、」
「そのまま優勝すると思うから、ここでリタイアするわ。求道丸も、それでいい?」
「はい、姐さん達に従います。そして、後は耀の姐さん達に任せます!」
「うん、任された。後でちゃんと自己紹介をしよう。」
「はい!」
こうして
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ