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アップル
第六章
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「はじめてはあれでいいのよ」
 全く大丈夫だというのだ。
「怪我をしないとね」
「そうだな、じゃあまたテレビ観るか」
「そうましょう」 
 二人は本当に安心している、しかもその目は温かい。そうした話をしてだった。
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