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アップル
第二章
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これはいいわ」
「いや、まさか」
 二人は二人の会話をした、しかしそれはすぐに終わってだった。
 デボラさんはあらためてだ、娘にこう言うのだった。
「じゃあ今度なのね」
「うん、自分で作ろうってね」
 そのアップルパイとアップルティーをだというのだ。
「そう思ってるけれど」
「幾つずつ作るのかしら」
「二つよ、それで作ったものを持っていくから」
 このこともだ、キャロルは話した。
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