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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第45話 賭け
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その殺気を納めてくれるか?」
俺が聖剣と言う言葉を口にした瞬間、木場から凄まじい殺気が漏れ出していた。
「あ、ゴ、ゴメン…」
「木場、どうしたんだよ」
「なんでもないよ、イッセー君」
部長達の方を見ると表情が暗くなっていた。
どうやら部長達は理由を知っているみたいだな。
とりあえず、今は保留にして続けるか。
「まあとりあえず続けるぞ。さらにもう一つの特徴として身体能力の高さだな。悪魔と殺り合えるように鍛えている訳です。あの堕神父が良い例だな」
「フリードか。確かに、木場と殺り合えていたからな」
「俺が知っているのはこんな感じですが、大方説明するのはこれくらいで十分でしょう」
「そうね。ありがとう、アーシア、明日夏。そうだわ明日夏。あなたがなろうとしている賞金稼ぎ(バウンティーハンター)についても教えてくれるかしら?」
「分かりました。では引き続き説明します。まず言葉通り賞金首を狩り賞金を得る事は一般に知られている賞金稼ぎ(バウンティーハンター)と同じです。一般のやつと違うのは魔物等の異能の存在を対象にしている点、特に人間に被害を及ぼす奴を対象にしています。まずハンターギルドと言うところで対象に賞金が掛けられ、ハンター達が狩り、賞金を得る訳です。ハンターには単独(ソロ)と集団(パーティー)と二種類あり、集団(パーティー)でさらに二種類、一時的と永久的のチームを組んで挑む者がいます。それと、ハンターギルドには情報屋と装備作製屋と言うのもいます。俺の雷刃(ライトニングスラッシュ)と千秋の黒鷹(ブラックホーク)もとある装備作製屋に作ってもらったものです。それから、依頼形式で依頼人から仕事をもらい、報酬をもらう傭兵まがいな活動もしています。とまあ、基本的な事はこんな感じです」
「ありがとう明日夏」
「いえ」
こうして午前の修行を終え、午後の修行に取り組むのであった。


「さてと。この辺でいいか」
俺は夜、部屋を抜け出して、別荘から少し離れた森の中に来ていた。
「聞こえてるんだろ?出てこい、ドレイク」
俺は自身の神器(セイクリッド・ギア)に宿るドラゴン、ドレイクに話し掛けた。
『………』
だが反応がなかった。
「今まで無視の仕返しなんだろうが、お前のおふざけに付き合う気はない。話がある」
『何だよ?お前から話し掛けるなんて、明日は雪でも降るのか?』
「正直、話し掛けたくもなかったがな」
『話し掛けておいてずいぶんな言い様だな。まあいいや。んで、話って何だよ?』
「ライザーとのゲーム、結果はどうなると思う?」
「何を聞くのかと思えば…て言うか、お前だって予想できているんだろ?お前の部長が負けるって?」
「…まあな」
ライザーとのゲームはおそらく、部長達が負けるだろう。
まず眷属の数の差だが、王(キング)を含
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