第6章:女の決意・男の勘違い
第3話:買い物は慎重に……挑戦はよく考えて
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「否定するわボケ! アンタを殺したって、私には何の利点もない……むしろロザリーを悲しませるだけ無意味なんだから!」
そんな事を言い合ってるけど、本当はお互いを信じてるのではないですかね?
行ってるのは口論ですけど、とてもリズミカルで面白いですわ。
「はっは〜ん……さてはお前怖いんだな。魔族の王とか嘯いてるが、たかだか人間の用意した毒が怖くてビビってんだな! はいはい解ったわ……アンタはそうやって私に怯えて生きて行きなさい。ロザリーと共に食事をするには、自らが用意した物しか食べられない状態で生きて行きなさい」
「言わせておけば……キサマなど怖くないわ! サッサと茶を持ってこい。幾らでも飲んでやるわ!」
「1杯しか煎れてないわよ馬鹿。ほら、好きなカップのを選びなさい。全部に毒が入ってない限り、アンタだけを殺す事何て出来ない様にしてあげるから……それとも私が一口ずつ毒味する?」
呆れ果てた口調でトレイにのった紅茶のカップを3つ差し出すビアンカさん。
ピサロ様も憮然としながら一つだけ選び、恐れる事なく飲みました。
私も恐れる事はないので、一番手前のカップを取り飲みます。
ビアンカさんってピサロ様を操るのが巧いわ……
今度コツを教わろうかしら?
ロザリーSIDE END
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