第十五話「入部希望者」
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あんたか?名前聞かせてくれよ。」
部長?僕に言っているのか?いや、僕は違うし…こんな部作ろうとも思わないし…。ぁ、でもメンツがメンツか…。
シャイン
「いや、僕じゃないけど…。」
ライル
「ぇ?嘘着くなよ。なら誰が部長だってんだ?」
シャイン
「そこの子です。」
僕はそう言わざる負えなかった。もし、自分が部長だなんて言ったら僕の命はなかったな。これは…。だって今も僕を軽く睨んでるんだもの…。
メル
「ライル…と言ったかしら…?」
ライル
「あ、あれ?もしかして…この子?ハハハ、ちっちぇなぁwww」
バカだ。こいつ本当にバカだ。天然か何かか?
だとしてもあのメルに天然なんてものは通用しない。待っているのはどのみち死。恐ろしいな。本当に…。
シャイン
「ま、まぁ。落ち着きましょうよ。僕はシャインです。そこの子が部長のメルです。」
ライル
「ん?何が?落ち着く?ハハハw」
メル
「もういいわ。シャイン。下がってて…。」
はーい。
この人終わったな。僕は一歩二歩と言わず10mは離れた。僕は顔を引きつらせつつも指でサインをした。
ライル
「ぉ?どうしたんだ?そんな離れて…」
シャイン
「はぁ…。まぁ後々わかりますよ。わかりたくなくても時期に…。」
ライル
「何言ってんだwww?何かのサプライズか?ハハハwww歓迎ってやつか!いいねぇ?」
まぁある意味サプライズだな。まぁ受けたくもないサプライズだけれども。この人本当に死ぬ気だよね?ある意味尊敬しちゃうかも。
メル
「そうね。サプライズね?ぁ、シャイン…シィラ…後ろ向いててくれる?」
シィラ
「わかりました姉御。」
もちろん僕もそのつもり…あんな痛々しいのは見たくないからね。
メル
「さーてと、どんなサプライズしてあげようかしら?」
ライル
「ぇ?何々?どんなの?ねぇ、どんなの?」
うわ…。ピュアすぎる…。この人見てると助けたくなるけど、ただでさえ僕の命が危ないからなぁ。まぁ今回ばかりは神様も大目に見てくれるだろう。
そう信じて30分…。僕は振り返ってみる。
シャイン
「ぁ…あれ?」
シィラ
「ぇ?」
僕ら二人の口は塞がらない。予想だにしない風景が僕らを待っていた。メルは…汗だくになって、息が切れていた。ライルはなんともないようにピンピンしていた。この人すごw
メル
「はぁはぁはぁ…。どういうことよ?」
ライル
「どういうことって何が?」
本人はまったく気にしていない様子だった。あれほど派手な攻撃に対し、彼は…。笑っている。
シャイン
「は?」
シィラ
「え?」
メル
「ぇ?」
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