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BlackLagoon~Twilight which falls~
Crazy twins
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か、って程に相手を憎んでる。
そんな憎しみの渦中にいるバラライカさんに頼まれた依頼は犯人の捜索。既にヒントを得て相手の特長などは大体だけど予想がついている。それで今は犯人を探している最中なのだが、息抜きが必要と言う事でレヴィに連れられ結局yellowflagで飲んでいると言う訳。
こんな姿をバラライカさんに見られたら…体の風通しがよくなりそうだ。
体に穴が空きまくった自分の死体を想像すると鳥肌がたってきた。それを振り払うかのようにアルコール度数の高い酒を一気に喉奥に流し込む。
「お前らいま仕事中なのか。酒なんて飲んでて大丈夫なのか?」
「構いやしねぇよ。それにロアナプラでホテル・モスクワが総動員で探してるのに見つからねぇんだ。あたしらが探した所で簡単に見つかりやしねえ」
そう、そこなのだ。ロアナプラでは頭を張れる程に巨大な力を人員を持ったホテル・モスクワが総動員で犯人を探していると言うのに犯人が見つかっていない。なのに今回のバラライカからの依頼。正直な所バラライカさんが何を思って俺達に今回の依頼を回してきたのか分からない。
ラグーン商会で皆同様に疑問を感じていた。少なくとも僕とレヴィ、そしてベニーは首をかしげていた。ダッチのあの様子を見るからに何か勘付いていそうではあったけど。
「まぁなんでも構わねぇけどよ。とばっちりだきゃあご免だね」
「心配性だぜばお。ここは中立地帯だ、誰も手は出させねぇよ」
一体全体どの口がそれを言うのか。俺もバオも視線を合わせ大きくため息をこぼした。と、その時。
「よぉ!二挺拳銃!相ッ変わらずシケた酒飲んでんなぁ!どうよ景気は!?」
大きな声を上げながらレヴィの隣に腰を下ろした金色の髪の女性。ロアナプラで協会のシスターをやっている女性だ。シスターと言ってもその中身は当然常識が通じるものではなくエダの務める協会は裏では武器の売買を行っている。
そんなエダとレヴィの関係はと言うと…犬猿の仲とでも言えばいいのだろうか?仲は悪くはないが、良くも見えない。二人の間では何か強い結びがあるのかもしれないが、俺にはよく分からない。
「何よぉ、色男も一緒じゃん。はぁい元気ぃ?こんなイノシシ女と飲んでないでさ、あたしと遊ばない?」
エダの日課は神に祈りを捧げることではなく、街の男漁り。決して俺に惚れているだのなんだのそんな浮かれた話ではない。
「ひでるからって男漁りに来てんじゃねぇよ。それにイノシシって誰のことだ。殺すぞ」
イノシシか…中々にレヴィにあった動物かもしれない。
あながち間違ってはいない例えに笑いそうになるがどうにか堪えた。此処で俺が笑えばレヴィの矛先は間違いなく俺の方に来ると分かっているからだ。
「わぁ怖い
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