第十七章
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は不動明王の術でもある。邪悪なものを焼き尽くす聖なる炎だ」
「そう、炎は邪悪なものを焼き尽くす。特に植物の化身である貴様には効果があるだろう」
役はその隣で言った。
「覚悟しろ。この炎で貴様を焼き尽くしてやる」
二人は剣を振り被った。そしてメアリーへ向けて脚を進めた。
本郷のそれは武道の摺り足である。そして役は西洋の剣技のそれである。
「言ってくれるわね」
メアリーは言葉に怒気を含めた。そして髪を逆立たせた。
髪を伸ばし二人へ向けて飛ばした。それは細い槍となり二人を襲う。
だが狙いが定まっていなかった。心の何処かに焦り、そして恐怖が見られた。
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