家族
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不足なので本部に頼んでお借りしたのですの。」
「私の大切な休日がそんなことのために潰れたのぉ。はぁ〜。」
学園都市になんか嫌な気配がある。
それも第7学区だけじゃない。
全体を巻き込んだ嫌な気配がある。
学園都市
某研究施設跡地
「暗部って変な依頼があるんですね。」
「超今回だけですけど。」
なんか変な依頼。
こんな依頼を受けている暗部より危険度の高い依頼を受けている暗部を監視した方がいいのではないかな?
「雫さん!」
走ってくる春菜。
「どおしたの?」
「雫さん。私たち誰かに見られてます。それも裏に関係している人です。」
「ええ、その様ですね。」
「気付いていたんですか。流石ですね。」
「春菜。退路を確保しないさい。」
「了解です。」
さてと、私たちの後を付けてきていたのは誰かな?
私たちが暗部と一緒にいることがバレるにはまずい。
「加奈!施設周辺にいる人物を探して来て!!」
「あっ。はい。わかりました。」
さて次は
「慌ててんじゃねーよ。」
「超みっともないですよ。」
「・・・わかりましたよ。」
仕方がない。
今回は諦めるか。
「加奈。春菜。もういいよ。」
「「はい。」」
「撤収準備。すぐに当施設より離脱。急いで。」
「「「はい。」」」
私たちは撤収後、すぐに暗部についてファミレスに向かった。
そして私と加奈たちは暗部から少し離れたところで話をしていた。
「いまさっきのは多分だけど御坂美琴だと思う。」
「「「えっ?なんでですか?」」」
三人が同じ反応するなんて珍しいこともあるんだね。
「私の勘だから気にしないで聞いて。たぶん学研会当日に大きななにかが起こる。それの犯人探しと言うことだと私は思うんだ。」
「学研会で大事。有り得そうですね。」
「悪いんだけど残りの監視はあなたたちだけでやってちょうだい。私はちょっと調べてみたいの。」
お願い。
私に調べさせて。
あの夢が不思議なくらい怖いの。
「わかりました。でも困ったときは呼んでくださいよ。」
「ありがとう。」
私はみんなにお礼を言うとすぐに空間移動をした。
「はぁ。何をやっているんだか。」
私は動けない御坂さんに告げる。
御坂さんは現在金縛りにあっているらしい。
それも自分で薬を入れたらしい。
「五月蝿いわね。あんたはこんなところに何をしに来たのかしら?」
「気になったことがあってね。」
「?」
「御坂さんは表の人間?それとも私と同じ裏の人間?どっちなのかな?」
「表の人間に決まってるじゃない。」
「そう。」
私は御坂さんの話を聞いて御坂さんが裏に関わり始めているのを感じた。
裏に関
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