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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第35話 なのはVSバルトマン
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を守れって」
「………」
「はやてちゃん?」
「………実は私心当たりあるんや」
「心当たり?」
フェイトとなのはが首をかしげながら聞き返した。
「以前神崎君がヴィヴィオの事で呟いていた事があったんや。『オッドアイ………確か聖王と同じ………』って」
「聖王………?もしかして聖王オリヴィエ!?」
「そうや、もしかしたらヴィヴィオちゃんは?聖王オリヴィエのクローンなんじゃないんか?」
「まさか………でも………」
「カリムから聖王の聖遺物はあるって聞いたことがある。恐らくそれでクローンを造ったんちゃうかな?」
「ああ、盗まれたんだっけ?………って言うことは………」
「そうや、また5年前みたいな事件が起こるかも知れんて事や。ともかく私達はヴィヴィオちゃんの保護を優先にするべきやな。後は………バルトさんに聞くしか無いね」
「バルトさん何処へ行ったんだろ………」
「さて来たのは良いが………こんなに時間がかかっちまうとはな………」
バルトが地球にやって来た時には既に21時を回っていた。
通行人も少なく辺り一帯静寂に包まれている。
「取り敢えず今日は野宿して明日探してみるしかないか………ちくしょう、連絡先くらい聞いておけば良かったぜ………」
舌打ちしながら野宿できそうな場所を探すバルト。
「………ってか1週間ちょっとでまた地球に来るとは思わなかったな………ってか腹も減った………そう言えば夕食食い忘れてた………」
そう思うと一気に空腹感が込み上げてきた。
「気が付けばここか………」
3連休の際、なのはとヴィヴィオと泊まりに来た高町家の前へとやって来ていた。
「………いやいや、何考えてんだ俺は………あんなデカイ事言ってなのは達の元を去ったのに早速居所がバレちまったら意味がない、さっさと離れ………」
「あれ?バルトさんじゃないですか!どうしたんです家の前に立って………?」
タイミングが悪いことにビニール袋を持った美由希が居た。
「………久しぶりだな」
「あれ?何でかあんまり歓迎されていないような………それよりもバルトさんはどうして地球に?なのはやヴィヴィオは一緒じゃないの?」
「あっ、いや今回は………」
グウウゥゥゥ………
バルトの腹の音が鳴る。
音自体は大きくないが、静かな分美由希にもしっかり聞こえた。
「お腹減ってるんでしたらよければ家に………」
「………お邪魔します」
今のバルトに断る力は残っていなかった………
「あらバルトさんいらっしゃい!」
「やあ、バルトさん!」
「お邪魔します、桃子さん、士郎さん………」
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