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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第35話 なのはVSバルトマン
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やかに流れていた筈の空気が一瞬固まった。
「……………えっ………?この流れだと解決するまで戻らないと思ったんですけど………」
予想外の言葉になのはも驚きを隠せないでいた。
「俺はそんな事一言も言ってないぞ?」
「でもヴィヴィオを任せたって………」
「俺が留守の際だ」
「えっ!?でも………」
「俺はそれでもいいが、困るのははやてだぞ。バレたら確実に七課からねちねちと………」
「あ、あはははは………」
容易に想像できる光景になのはも苦笑いするしかなかった。
「だから有給で休みにしといてくれって言っといてくれ」
「有給は流石に………」
「このミッドチルダの為とでも言ってくれ。じゃ行ってくる」
「あっ、はい!」
「バルト早く帰ってきてね!!」
「ああ、なるべくな〜!!」
そう言ってバルトは飛んでいってしまった。
「行っちゃったね………」
「そうだね、空飛んで………ってバルトさん、緊急時以外ミッドの街中で空飛んじゃ駄目!!」
しかし既にバルトは豆粒のように小さくなっていた。
「なあフェイト………」
「何ヴィータ?」
「茅の外だな私達………」
「そうだね………」
そんな中、会話に混ざるのは流石に悪いと気を使った2人は最後まで茅の外であった………
「そんな有給通るわけ無いやんか!!!」
「は、はやて落ち着いて………」
「ですよね………」
なのは作、有給申請書を机に叩きつけるはやて。
そんなはやてを宥めるフェイトを見ながら苦笑いしながらなのはは呟いた。
全ての事態が終息した後、はやての元へ事態の説明をしていたなのは。
先にフェイトにバルトの秘密を教え、先ほどの事件をなのはが説明したのち、怒りをぶつけた結果であった。
「大体ミッドを守りため?何の説明もされていないんやけど!?クローンは分かったけどその目的は?結局純愛ものの映像しか見せられていないんやけど!!」
「はやてちゃん落ち着いて………」
「大体何時も勝手すぎや!!夜飲みに行くくらいは大人だしええと思ってたんやけど、流石に理由もなしにしかも有給を付けろだなんて………普通の職場ならクビや!」
「まあそうですね………」
「はぁ………取り敢えず2、3日で戻るんやったよね?」
「うん、一応そう言ってたけど………」
「有給は駄目や。普通の休みにさせてもらうで」
「うん、それでいいよ」
そうなのはが肯定したことで一旦落ち着いたはやて。そして別の話になった。
「………で、今回バルトマン・ゲーハルトが襲撃してきた件やけど………」
「狙いはヴィヴィオちゃんとバルトさんの命………」
「うん………バルトマンも言ってたし、バルトさんもヴィヴィオちゃん
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