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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第35話 なのはVSバルトマン
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ばいくらバルトマン・ゲーハルトでも倒せるやろ。出来るところまでやっとこう」
「分かりました。引き続き非戦闘員は避難したままその場で待機させておきます」
「お願いね」

そう指示した後、再び映像へ視線を戻した。

(何で今まで姿をくらましとったのにいきなり現れたんや?何かを狙って………?せやけど六課には別に重要な物はあらへんし………イマイチ狙いが分からへん………一体何しに来たんや………?)

はやては問い詰めるように映像をじっと見ているのであった………











「ほぅ………確かに奴が言った通り、若い俺そっくりだな!!」
「うるせえよ。黙って殺されろ」
「俺がお前にか?冗談もその存在だけにしろよな劣化品!!」
「その劣化品にお前は負けるんだよ、言い訳考えておきな。………人の娘に手を出しておいてただですむと思うなよ………?」
「娘………クク、クハハハハハハ!!!」
「何がおかしい………?」
「人形同士で家族ごっこか!!!こりゃあ傑作だ!!!奴も何て面白いものを作ったんだよ!!!王と騎士どころか家族ごっこしてるぜコイツら!!!」

大声でゲラゲラ笑うバルトマン。
そんなバルトマンにフェイトが前に出て口を開いた。

「さっきから何ですか!!偽者とか劣化品とか人形とか!!まるで………」
「私みたいってか?」
「!!」

その瞬間バルトマンに向かってピンク色の砲撃が放たれた。

「もう喋らなくていい………貴方の声を聞くと不愉快なの」
「そこの劣化品と同じ声だぜ?」
「一緒にしないで!バルトさんと貴方は全然違う。バルトさんは口が悪いけど言葉に愛がある。本当にヴィヴィオちゃんを愛してるって分かる。それこそ人間らしいって事だと思う。私にとって貴方の方が劣化品だと思います!!」
「人間らしい………?そんなもの強くなるために捨てた。俺にはそんなもの必要ない、今もこれからも………」
「だからこそテメエは勝てねえんだ、ウォーレン・アレストにも、黒の亡霊にも」

「ウォーレン?黒の亡霊………?」

バルトの隣で2人の話を聞いていたなのはは、最近知った敵の名前を聞いて少し驚いていた。

「何を根拠に………」
「俺はお前だ。本当のお前は強くなりたいって言うのよりも死にたがっている。あの時の無力だった自分を消すため、あるいは捨て去るためにお前は強者を求めた。自分が殺されても仕方がないって思えるような相手をな」
「黙れ………」
「お前は俺以上に劣化したままだ。俺はお前が失ったものをヴィヴィオとなのはもお陰で取り戻した。全てを取り戻した訳じゃないが、それでも変わることが出来た。お前はどうだ?」
「黙れ!!」

今まで怒りの形相を見せなかったバルトマンが初めてバルト
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