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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第35話 なのはVSバルトマン
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「まあ名乗らなくても感づいていると思うが、俺はバルトマン・ゲーハルト。旧名、バルト・ログスバインだ」
「バルトマン・ゲーハルト………何故?大悟君に負けて行方不明だって聞いていたのに………」
「アイツに負けたか………?ふん、まあいい………今ではどうなるかは分からんしな」
「何の事………?」
「関係無い話だ。………さて、これ以上時間をかけてもこちらが不利になるだけだ、悪いがそろそろ本気でやらせてもらう!!」

そう言うとバルトマンの体が全身雷に包まれる。
遠目から見てもバチバチと雷がほとばしり、それはまさに雷神そのままであった。

「何これ………バルトさんとは比べものにならない………」
「当たり前だ、偽者と一緒にするんじゃね………まあこれを使って負けてから使わねえ様にしていたんだが………まあお前等相手なら問題ないだろう」
「私達をあまり舐めないで………!!!」
「てめえ等こそ、偽者と一緒に考えんじゃねえ!!!」

そう叫ぶと一気に駆け出した。

「ラウンドシールド!!」

なのははすかさずバルトマンの前にプロテクションとは違う固いシールドを展開した。

「ヴィータちゃん、フェイトちゃん、ヴィヴィオちゃんを!!」

しかしラウンドシールドはバルトマンの斧の一振りで真っ二つにされ、足止めにもならなかった。

「行かせない!!」

そんなバルトマンを受け止めたのはフェイトだった。
正面からぶつかり、勢いを止めようとする。

「邪魔をするなあああ!!!」
「行か………せない………!!」

しかしそもそもの力も違い、尚且つ雷神化の影響で身体能力そのものが上がっている。

「きゃああああ!!」

数秒耐えきったがそれが限界でフェイトもふきとばされ、バルトマンは進む。

「やらせねえ!!」
「ガキが、先に死にてえか!!」
「ガキじゃ………ねえ!!」

バルトマンの斧を受け、膝が地面に付きそうになるが何とか耐えきったヴィータ。

「あんまり六課の魔導師をなめるなと………!!」
「うるせえ、退け!!」
「がっ!?」

ぶつかり合っている斧に雷を放出、一瞬動きが止まったヴィータを払いのけ、ヴィヴィオの元へ行こうとするが………

「エクセリオンバスター!」

なのはの砲撃がバルトマンを襲った。

「ふん、そんな攻撃………何!?」

バルトマンが避けようと動くとそちらへ向かっていくように軌道が変わる。

「拡散して………なるほど、それで捕らえようとしてか!だが甘い!!!」

四方から包み込むようにバルトに向かっていくが、雷神化しているバルトマンにとって対した驚異にもならない。

「狙いは良かったが甘かったな!」
「………さっきも言ったけどあんまり私達を舐めない
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