暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第35話 なのはVSバルトマン
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「状況はどうなっとるんや!!」
「はい!只今中庭にて戦闘が開始!現在その場に居た高町なのは、フェイト・T・ハラオウン両隊長と八神ヴィータ副隊長が戦闘を行っています!」

報告を聞き、安堵するはやて。六課でも………いや、管理局でもトップレベルの魔導師達である。

「戦闘は彼女達に任せる。こっちは非戦闘員の避難を優先するで!!」
「現在40%完了。ザフィーラさんが護衛に付いています」
「敵の増援もあり得るで、油断せえへんでな」

「「「「「はい!!」」」」」

そんなロングアーチのメンバーの返事を聞き満足そうに頷く。

(せやけどあの闘い方、強さ、まさにバルトさんやな………いや、ちゃうな。バルトさんが同じなんや………)

映像に出ている戦闘光景を見て、そう思うはやてだった………





























「ちっ!?」

空へと上がった2人。向かってきたアクセルシューターを気にせずなのはに対して突っ込むが、近づいた瞬間ノーモーションに近い状態で放ったディバインバスターがバルトを襲う。

「くううっ!!」

疑似聖王の鎧の力で大きなダメージは無い。しかし自分が思うようにいかず、イライラが募る。

「このおおお!!」

苦し紛れに斧を振るが、なのはは難なく避ける。

「ボルティックランサー!!」

バルトも負けじと雷の槍を飛ばしなのはを襲うが………

「プロテクション」

なのはの作り出した盾の前に全て遮られてしまった。

「がああああ!!」

しかしそれこそバルトマンの狙い。
動きの止まったなのはに高速で近づき、斬りかかろうとするが、

「なっ、バインド!?」

斬りかかろうとした瞬間になのはが設置していたバインドに引っ掛かり動けなくなった。

「ちっ、こんなもの直ぐに………」
「抜け出せるでしょ?だけどそれじゃ遅い!」

そう言って再びディバインバスターを今度は近距離から発射した。

「ぐっ!?」

何とか斧で受け止めるが、その勢いを押さえきれるわけもなく、吹き飛ばされた。

「ちぃ………!!」
「行くよ!!ディバインバスター!!」

体勢を整えているバルトマンに向かって再度ディバインバスターを放った。
先程とは違い、時間をかけての攻撃。速射出来ないものの、高威力の砲撃がバルトマンを襲った。

「うおおお!!」

時間をかけた分、バルトマンは体勢を整えられたが、それでも防御するのが精一杯だった。
そのまま地面に向かって落ちていった。

「ったく………俺を随分研究してるんだな………やりづらくて仕方ねえ。まるでウォーレンを相手にしているみたいだ」

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