BURST
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いた事は、悪魔の残骸を崩す事だったのよ」
涙を流すリオンを見下ろすような体制で、ティアが呟いた。
「す・・・すげーな、お前の師匠!」
「うん!凄いよウルって!」
ナツとルーがグレイの方を向き、そう言う。
しばらく静止していたグレイの脳裏に、ウルの言葉が蘇った。
言葉だけではない。顔も、声も、姿も・・・。
―お前の闇は、私が封じよう―
「ありがとうございます・・・師匠・・・」
グレイは右手で自分の目元を隠し、ウルへの感謝の言葉を呟きながら涙を流したのだった。
ウルの氷は溶けて水になっちゃって、そして海へと流れていく。
それでもウルは生きてるんだ。
グレイはそう言ってた。
あたしもそんな気がするな。
海になったウルは、2人の弟子をずっと見守るの。
もうケンカしないで、ってね。
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