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異世界からチートな常識人が来るそうですよ(タイトル詐欺)
第二十一話 最新刊出ましたね。それはいいのですが矛盾が起きて色々変更す
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"アンダーウッド"貴賓室。
「同志の窮地を救っていただき、感謝します。―――そして此度の案件、白夜叉はどうのようにおっしゃられましたか?」
「はい、この件、"龍角を持つ鷲獅子"連盟の五桁昇格及び、"階層支配者"への任命を白夜叉様は提案されました」
「"階層支配者"にですか………」
「階層支配者不在はあまり良くありません。なので、迅速に決定してください」
「承知しました。おって議会から連絡いたします」
サラは女性店員の言葉に頷いて返す。あの後、何事も無く"アンダーウッド"へたどり着いて直ぐに会合が始まった。証は流石に血まみれの胴着から着替えて、藍色の和服を着ている。
「―――そして、そちらの風舞殿、本当に感謝しています」
いきなり話しかけてきたことに少し驚いたが、テキトーな笑みを浮かべながら頷き返す。
「気にしないでください。あくまで護衛のついででしたから」
サラと女性店員は少し呆気にとられるが、サラは興味深いように証を見つめる。
(人間であるのは確かだが、巨人族の精鋭を事も無げに殲滅するのは容易ではない。コミュニティの同志として迎え入れたいこらいだ)
「ところで、Wアヴァロン”っていうコミュニティって南側にありますかね」
突然、証が話しかけてきたことに面食らいながらも、事実を伝えるために話しかけようとした瞬間、
「ウオオオオオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオ!!」
巨人族の雄叫びが聞こえ始めた。サラは驚愕しながらも側近の者に状況を把握させるために命令する。
「巨人族はどれ位いるか調べろ! W一本角WとW五爪”は準備でき次第迎撃しろ!!」
「は、はい!」
獣人の側近は大慌てで大樹を駆け降りて行く。証は感心しながら頷いていた。
(流石は連盟の議長。焦っても冷静さは失われないか。優秀だからトップにいるんだな~)
「しかし、巨人族も中々の胆力ですね。手痛く撃退されたのにその日のうちにまた襲撃してくるとは」
「WアンダーウッドWには秘宝が隠されていますので………、ってどうしてまだここにいるんですか!」
はて? と首を傾げる証。
「巨人族に襲撃されているのに、どうして援護に向かわないのかということです! 貴方なら容易く撃退出来るでしょう!?」
「それならWドラコ・グライフWの幻獣さんでも撃退できると思うし、何より狙われているのはあなただと思いますよ」
「え?」
その言葉に惚けてしまうが、尚も証は続ける。
「相手の目的はよく掴めないけど、W階層支配者Wの候補を狙うってことはその伝令役を狙うことも十分に考えられる。W階層支配者Wを作らせないことに何のメリットがあるのか知らないけどここで俺が
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