しっとりとした?の紙クズ
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手に汗握る僕は
若干、息も荒くて
言葉が出てこないという
ピンチに 陥りました
呼び出しといて無言の僕へ
疑問符飛ばしまくる貴方は
首を傾げて僕を見上げた
なんて僕得な身長差
上目遣いを発動されりゃ
いよいよ瀕死寸前
僕の?は保ちそうもない
用意してたカンペだって
汗で滲んで読めやしないんだ
僕の手の中で消えていく
貴方と僕のヒストリー
出会い編から
この瞬間の告白まで
必死にビッシリ書いてたのに
溢れる唾液を飲み込んで
僕の喉仏が揺れた
段落メチャメチャなラブレターが
頭の中を 駆けまわってる
確か初めは あの言葉
1段落の あの言葉、、、、
貴方に初めて会った時に、、
そして貴方に惹かれ始めた頃、、、
それから、それから、、、
長々縷々な台詞を
思い出してる僕の耳に
ふと聞こえた溜め息は
困り果てた貴方のもの
思わず焦って
口を開いたなら
段落なんてすっ飛ばして
こぼしてしまった最終章
「貴方が・・・貴方の事が、、、すきなんです!!!!!」
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