暁 〜小説投稿サイト〜
ロボティックス・ワールド-Robots of underground facilities-
6.制御フロア
電力供給…?

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エレベーターが止まり、扉が開いた
ここで最後

このフロアに来て驚いたのは、スイッチやレバー、つまり何かを制御している機械しかなかった
制御フロアだからだろうけどこれしかないっていうのはちょっと予想外だった

「うーんと…
 居住フロア照明…居住フロアエレベーター電源
 工場フロア工場電源…エレベーター…
 ここら辺じゃないのかな」
『こっちはー…
 原子炉冷却…出入りフロア照明
 放射能除去装置…、これONになってる…けどいっか、別に問題じゃないし』
「あった?」
『えーっと…あ、あったよ!
 地上行きエレベーター電源、OFFになっ…』

ガタンッ!と少し離れた所から騒音が聞こえた

「誰だっ!」

俺が振り向くとそいつは奥の通路に逃げて行った

『どうする?追うか?』

あいつが逃げるとき少しだけ制服が見えた
俺が連絡しても返答がなかった、管理施設の制服だ
あいつに直接聞ければ地上に行かなくても済む…

「追う、追って管理施設について話を聞く」
『え?知り合い?』
「違うよ、制服で判断した」
『そういえば同じ制服だったね、それじゃ急いで追わないと』

エレベーターの事は置いといて、あいつを追うことにした
そいつが逃げて行った先にエレベーターがあった

「この先は…」
『研究フロアだ』
「その先ってないよな」
『ないね、行き止まり、確実に捕まえられる』
「ありがとう」

エレベーターのボタンを押した
しばらくすると、扉が開いた
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