第四十三話 白蛇その一
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愛実も聖花も二十メートルを超えるアナコンダの口を想像して言った。
「それこそ」
「それも何人もね」
「あの旦那だって人間の一人や二人は丸呑みに出来るぜ」
猫又は右の前足を前に出しつつ二人に話した。
「けれどあの旦那は人とか獣は食わないからな」
「生きたままのは、よね」
「そうよね」
「ちゃんと料理したのを食うんだよ」
人間の様にだ、そうしているというのだ。
「鶏の唐揚げとか卵焼きとかさ、他は酒のつまみ全般が好きだな」
「けれど食べる量は多いわね」
「そうよね」
「身体が大きいからな」
本体である十メートルを超える大蛇の姿の話だ。
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