LAST WAR-ax
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リラとニコラが第01防衛ラインでマゼラスを食い止め、それを突破したマゼラスをカゲロウのHAROが破壊していく。
数で圧倒され、カゲロウは70%の戦力を消費していた。
「オレ達は負けるわけにはいかねぇんだ!!」
「第3の道を切り開く!!」
デュオとトロワが想いをグリップに込めて戦場を駆け抜ける。
防衛ラインでの戦闘が苦しくなっている中、ガンダムたちの戦闘も苦しくなっていっていた。
破壊しても破壊しても、大量のマゼラスは数を減らさない。
ガンダム達とカゲロウの有人機2機との脅威の連携で数の差を補っている。
その先。
人為的にマゼラスが集結していないポイントがあった。
そこには、純白の戦士、トールギスゼロが待ち構える。
その装備は、射撃装備を破棄してあり、右手にはヒートランス、右手にはエクスキャリバーを持った、決戦仕様の装備だった。
トールギスゼロに向かって直進していくガンダムエピオンXとカゲロウジェット。
「行くぞ、愚か者」
ヒイロがそう告げると、右手のヒートランスを突き出す。
エピオンXはそれを上昇しながら回避し、1回転して双剣のデネブ形態のブレイムを素早く振り下ろす。
「はあぁぁああぁあぁッ!!」
「この動き…!」
ヒイロの目は、金色に濁り、輝いていた。
「援護を!」
「分かっている」
サユイラの声に答え、ほぼ同時にカゲロウジェットの火器が火を噴く。ミサイルを全弾発射し、ガトリングを回す。
その、1機が放ったとは思えない弾幕を急速降下で回避したトールギスゼロがジェットに突っ込む。
2対1の戦闘が複雑に展開され、遠目から見れば軌跡しか見えないほどに高速な戦闘であった。
「9対1なら!!」
フアラがサユイラ達の援護を提案する。
「連中は簡単にそうはさせてくれないらしい、今の約2.3倍の戦力を有する大部隊がこちらに集結している」
「あの2人なら大丈夫よ」
カゲロウの2人が言った。
マゼラスは手を緩めることなく攻撃してくる。
「地球侵略の前にオレ達を潰すつもりか…どうする」
五神が問う。
「オレとエルヴが頭を抑える、左右から切り込め」
トリントンが提案する。
「僕とフアラが壁になります、デュアルとライトニングは僕と右へ、それ以外はフアラと左へ!」
クアトロが3:2:3の3部隊編成で戦略を指示する。
そして、早速動いたのは、デュアルのデスサイズヘヴンだった。
「そうと決まれば死神らしく、斬って斬って斬りまくる!!」
「行けっ!フィン・ネオ・プラネイトディフェンサー!!」
「閃光陽炎、行ってくる」
デュアル、クアトロ、ライトニングが右側へ突っ込む。
「はぁああぁぁああぁああ!!!」
「粒子残量レッドライン、これが最後のインパクトだ」
「陽炎戦車
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