第六章
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の動きを見て注意を払った。
「出たのですか」
「出てはいません」
本郷はそう答えた。
「ですが・・・・・・ここですね」
「ここに」
彼等はそれを受けて懐に手を入れた。そこに銃がある。本郷も背中からあるものを引き抜いた。それは刀であった。
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