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Angel Beats! the after story
いつの世界でも変わらない俺らのリーダー
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同じことに気がついた。
ゆりはいきなり固まった俺を少し心配そうに見ていたが俺はゆりに俺らのリーダーに会えたことが何よりも嬉しかった。
「ちょっ、何いきなり泣いてるよの」
ゆりがそう言い目元を拭った、この行動は今日で2回目だがやっぱり涙が止まらなかった。
「どうして泣いてるのよ、あんた男でしょ女の子の前でいきなり泣かないでよ。」
きついことを言いながらもハンカチを渡すあたりがゆりらしかった。
「ごめん、あまりにも麻婆豆腐が辛くて」
「それ、そんなに辛いのよくかなでは食べられるわねってもう完食してるし」
食べ終わったかなではとても満足そうな顔をしていた。俺も少し落ち着いたからもくもくと麻婆豆腐をたいらげる。
それから少しした後みんなが食べ終わり、店から出た。
「う〜食べた食べた、また来ようねゆりちゃん」
「ほんとあんたここの麻婆豆腐好きだよね」
呆れているように見えているけど俺にはとても幸せそうに見えた。
「音無さん、今日は付き合ってくれてありがとうございました。こっちからお願いしたのに、奢ってもらってありがとうございます。」
かなでがそう言い、続いてゆりが言う。
「今日は楽しかったわ。ありがと音無くんまた一緒遊びましょう」
「あぁ、 俺も今日は楽しかったよ、また誘ってくれないか?」
「いいですよ。次はどこの麻婆豆腐がいいですか、オススメは」
「ストップ、ストーップ」
かなでが麻婆豆腐のことを話し始めたのをゆりが止めるとゆりがケータイを取り出した。
「また遊ぶには、連絡先が必要でしょだから交換しましょほら、かなでもよ」
かなでもケータイを取り出した。俺もポケットからケータイを取り出し赤外線通信でメアドと電話番号を交換した。
「これでよしっと、いつでも連絡して頂戴、暇つぶしぐらいなら相手してあげるわ」
「音無さん、また連絡するのでその時はまた遊びましょうね。」
2人がそう言い俺も答える。
「俺のケータイにもいつでも連絡してくれ、相談ぐらいなら好きなだけ乗ってやるからさ」
俺がそう言うと、2人ともクスクス笑って言った。
「じゃあそのときはお願いしますね」
「あなたに相談なんしないとわ思うけどそのときはお願いね」
こんなんでもないやりとりがあっちの世界に戻ったような気がした。
「じゃあ、私たちはこのへんで、さよなら音無さん」
「じゃあね音無くん」
「あぁ、またな」
そう言い俺たちそれぞれの帰路についた。
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