第四章
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はここで事件があったのでしたね」
「はい」
「その前は何処ででした?」
「大丸ミュージアムの前でした。そこでアメリカ人の黒人の少女がやられました」
「可愛い娘でしたけれどね。やはり全身から血を吸われて」
「そうですか」
役も本郷もそれを聞いて顔を暗くさせた。
「大丸ミュージアムですか。この前ですね」
「はい」
「だとしたらまだ近くにいる可能性があるということになります」
「近くに」
巡査と刑事はそれを聞いて顔を強張らせた。
「はい。ここに警官を配置することはできますか?私服で」
「それなら今回の捜査にあたっている者を」
「お願いします。おそらく今夜にでも出ますよ」
「まさか」
二人はそれを否定しようとした。だが本郷が彼等に対して言った。
「そのまさか、ですよ」
彼は二人を見据えていた。そのうえで言ったのだ。
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