第８話
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―――ジュード達はイラート海停を抜け、サマンガン海停到着し、サマンガン街道にいた、｢おいジュード、あれ見ろ｣ウィシャルが指差した所にはラ･シュガルの兵士たちが検問をしていた、｢ふむ通れないのか、ならば強行突破だ｣｢待ってミラ！今行ったってもっと不利になるだけだよ｣｢あそこならいけんじゃね？｣アルヴィンが指差しさ先は樹海が蔓延るサマンガン樹海だった、｢ふむ、あそこから行けるのか、よし、行くぞ｣ミラは自信満々に樹海に入っていった、それに続くようにウィシャル達も樹海に足を踏み入れた｣
｢へー、ここが樹海か〜｣ウィシャルが見とれるように樹海を見渡しみとれてる間にミラとエリーゼは｢ここから…行けるみたいですよ…｣｢全く臆病なのは男性陣だけのようで｣アルヴィンがあきれた声でウィシャルとディアックをチラッと見た。ウィシャル達が樹海をどんどん先に進んでいくと｢!!!!ミラ！｣ジュードが声を荒げた、その視線の先には長い触手を持った木のような魔物だった。だが、その魔物は一味違かった、いきなりそな長い触手でジュードとディアック、ウィシャルを吹き飛ばした｢ぐっ！｣ディアックは受け身をとれたが二人はまともにくらったらしく地面に叩きつけられた、｢ジュード！ウィシャル！｣アルヴィンが守護方陣の構えをとろうとした瞬間、｢うっ！うう……ピクシーサークル!!!｣エリーゼの詠唱と共に二人の回りに魔方陣が展開され、二人を癒した、｢これ…エリーゼがやったのか！？｣｢みたいだね…さ、反撃行くよ！｣ジュードの掛け声と共に全員は魔物を取り囲むように散らばり、エリーゼは回復の詠唱を始めた、｢はぁあ!!!!フレアボム！｣ミラが火の玉を爆発させ、その衝動で魔物は少し吹っ飛びジュードの元へ飛んだ｢そこ！三散花!!!!｣ジュードがテンポのよい三連撃を浴びせた、｢ウィシャル！止めは任せた！閃空裂破!!!!｣アルヴィンが回転しながら上昇し魔物を切り刻んだ、｢うおぉあ!!!!天裂斬!!!!｣ウィシャルが一回転しそのまま降り下ろし地面へ叩きつけた、｢ﾌﾞｸﾞｧｱﾏｧｧｧｱ!!!!｣悲鳴と共に魔物は崩れ落ちた、｢ふぅ、やったか…｣｢なんとかなったね…｣｢しっかし凄い術だな！｣｢ありがとうございます……です｣｢………フン｣
そして無事サマンガン樹海を抜けカラハ･シャールへ到着した。すると入ってすぐのところに骨董品屋を見つけ品物を閲覧して時ミラがあるものに目がいった、｢なんだこれは？｣｢あぁ、あのイフリートが焼いたカップだよ、ほら、下にイフリート紋が掘られてあるだろ？｣｢そうか、なら偽物だな、奴はそんな簡単にこんなものを作るわけがない｣
｢ええぇ、何故なら紋章が少し違うからですね｣どこからか声が聞こえたこかと思い辺りを見回したが、すぐにその声の主を発見した、｢おやおや、失礼、私はこの街の領主、シャール家の執事、
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