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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第12話
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ありがとうございました」
俊吾は楯無が部屋から出たとき、そう言った。それを聞き、楯無は振り返る。
「お陰で色々と決心がつきました」
「そう……じゃあ、おやすみ」
「お休みなさい」
楯無が部屋から出ていったあと、俊吾の顔は強い決意が目に宿っていた。
やっぱり心のどこかで慢心に似た甘えがあったんだろうな……。けど、楯無さんに言われてそれに気づけた。…………正直、不安しかないし壁に何度も当たるだろうけど、俺は上を目指したい。それにどれだけの障害があろうと、俺は……上に行きたい。
◇ ◆ ◇ ◆
「ふふふ〜ん♪」
女性がコンソールを操作している。操作する指はとても早く、何をしているのか常人にはわからないだろう。いや、常人でなくとも分からない。今何をしているのか分かるのは世界に一人しかいない。
「ん〜、大体これでいいかな〜。むっふふ〜、喜んでくれるかな〜」
女性の前には紅のISが鎮座している。それはどこの国にも登録されていないISのコアが使われている。
「あ、そうだ。忘れるところだった」
カタカタとキーボードを操作してディスプレイに何かが映し出された。そこにはある男が映し出されている。
「大海、俊吾…………私の期待通りなら面白いな〜。まぁ、面白くなかったら消しちゃっていいよね」
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