魔法先生ネギま!
番外編022話 その頃のホワイトスター2
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れると頷くしかなかった。
「一応聞いておくが、転移先が平和な状態だったらどうするんだ?」
「もちろん、向こうが平和的に接してくるのならこちらとしても同様の対応をするわよ? 何も好んで乱を起こそうなんて気は無いんだし」
「そうか、それなら私としてもこれ以上は何も言うまい。……あぁ、グロウセイヴァーはどうするのだ?」
「そうね、元々あの機体はアクセル専用機だからまともに動かせるパイロットはいないし……ホワイトスターに残していって、アクセルが必要なら後から転移させる形かしらね」
こうして転移についての話を進めていき、やがてその話はアクセルの新型機へと移っていく。
「それで、技術班からのアイディアにいいものはあったか?」
「ええ、特にこのヒュドラというのは珠玉の出来よ」
「ヒュドラ? あぁ、確か多機能を備えたバインダーとかいう話だったか」
コーネリアが思い出すかのように問い、それにマリューが答える。
「ええ。まさかブリッツのトリケロスを参考にしてこういう機構を思いつくとは思わなかったわ」
自分達が開発したブリッツガンダムのコンセプトが昇華されて誕生したヒュドラに感心したように頷くマリュー。
「だが、そのヒュドラというのは左右の肩にそれぞれ3枚ずつのバインダーを付けるんだろう? ……肩や腕の可動域が問題にならないか?」
「あぁ、その辺はT-LINKフレームで対応予定よ。上手く行けば可動域とかその辺の問題も解決してくれると思うわ」
「……念動力というのは、そこまで万能なものなのか?」
コーネリアの知っている念動力と言えば、念動フィールドやファントムのような遠隔操作武器、グレイプニルの糸のようにして念動力を糸状にするというものだ。あるいは機体を抜きにアクセル自身がサイコキネシスのように使っているのを見た事もある。だが、それらと可動域をどうにかするというのは全くの別物に思えた。
そんなコーネリアの様子に、思わず笑みを浮かべるレモン。
「そうね。後でいい物を見せてあげるわ。私達の世界に存在した念動力を使った機体制御の最高峰とも言える機体、SRX。あれを見れば可動域云々なんてそう大した問題じゃないと思えるわよ」
「……見てみたいような、見たくないような……」
躊躇うコーネリアの様子に微笑を苦笑に浮かべながらヒュドラについての報告書を見る。
「機能限定とは言ってもテスラ・ドライブが6つあるのよね。これにT-LINKフライトユニットと融合したテスラ・ドライブがあればガーリオンがソニック・ブレイカーとして使っていたエネルギーフィールドも使用可能ね。……念動フィールドもあるけど、二重にフィールドがあった方がパイロットの安全性は高い、か。それとテスラ・ドライブとT-LINKフライトユニットの融
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