暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ―亜流の剣士―
Episode3 包丁
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が》がデータとして存在するのかすら疑わしい。だから、その試みは上手くいかないんじゃないか?

だが、お姉さんの答えは全く予想していなかったものだった。

「そうね、今のあなたなら《マルースポテト》を調理できないことはないと思うのだけれど…今使っている包丁を見せてくれるかしら?」
「えと…はいっ!これですっ!」

おもむろにアカリが包丁を取り出し、カウンターの上に置いた。それを見たお姉さんは得心したとばかりに一つ大きく頷いた。


「マルースポテトって繊細でね、いい包丁を使わないとダメになっちゃうのよ。…よしっ!私が使ってるのでよければあげるわ」
「えっ、でも…」
「いいからいいから!はい、もらって」

なんだがよく分からない展開だがアカリは包丁をもらった。嬉しそうにありがとうございますっ!、と言うアカリにお姉さんも満面の笑みを返した。

「あとお鍋なんかも良いの使うと良いんだけど…主人が帰ってきたら分けてあげるように頼んであげる。だから、主人をよろしくね?」
「はいっ!」

どうやらこのアカリの会話もクエストの一環だったようだ。

…ただ、クエストの全貌を知らない俺は、実はここでストーリーに若干の変化が生じてしまっていることを知らなかった。
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