第138話 3つの炎
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中させる。地面にオレンジ色の魔法陣が浮かび上がる。
マ「我と契約した者よ、ここに姿を現せっ!!ワシのバーン!!」
ピィーーーーーーーーーーーーーーーッ!!と指笛を吹くと、魔法陣から大きな茶色い羽に鋭く尖った黄色い口ばしに大きな黒い瞳のワシが姿を現した。でも、そこらにいる通常のワシじゃない。フレイの何十倍もある巨大なワシだよ。
フ「おぉっ!」
ナ「でけーーーーーっ!」
ハ「大人になったフレイだーーーーーっ!」
マ&フ「違ーーーーーうっ!!」
まずフレイはワシじゃないからっ!あれ?じゃあフレイは何の鳥なんだろう?って、そんな事はどうでもよくて、
マ「バーン、ドリル口ばしっ!!」
バ「ギュアアァアアアァァアアアアアアアアアアアッ!!!」
バーンは空へ舞い上がったかと思うと、すぐにマリンに向かって急降下してきた。ものすごい速さで回りながら。
ナ「すげーーーーーっ!ワシが回転してるぞっ!」
ものすごい速さで回転しているバーンの口ばしが、まるでドリルみたい。そのままバーンはマリンにどんどん接近していく。するとマリンは右手を前に出すと、
マリ「水波!」
マリンの右手から勢いよく水が噴射した。その水で、バーンを吹き飛ばしたぁっ!?私達は驚いて言葉を失った。
マリ「水の力を甘く見ない事ね。水の波動は、かなり強力なんだから。」
マリンはすでに勝利を収めたみたいな顔をする。それを見たナツとフレイが同時に小さく地を蹴って駆け出した。
ナ「火竜の・・・鉄拳ッ!!」
フ「ファイアメイク、弓矢ッ!!」
炎を纏ったナツの拳と、フレイが放った炎を纏った矢がマリン目掛けて攻撃を仕掛ける。すると、マリンは両手に水を纏うと、
マリ「水輪!」
空中に水の輪が2つ。その輪がナツと炎の矢を包み込む。ナツの拳の炎は消え炎の矢は消えちゃった。
マリ「はぁぁぁぁぁっ!」
ナ「うごっ!」
水の輪は弾けた。ナツはその反動で地面に放り出された。
マリ「火竜と鳥人間は不利ね。炎は水には勝てないんだもの。まっ、動物姫と青猫も無意味な存在だけどね。」
ナ「炎を舐めんじゃねぇぞ。それに、マヤを侮っていると後悔するぞ。」
ハ&フ「ナツの言うとおり。」
おいお〜い、私そんなに強くなんかないからねっ!?
マリ「へぇ〜。じゃあ、その強さ見せてもらおうかしら。水封泡!」
マリンの両手の中に、水の泡ができ、それが徐々に大きくなっていく。
マリ「はぁぁぁぁぁっ!」
マリ以外「!?」
マリンは大きくなった水の泡を私達に向かって投げつけて、私達はその水の泡の中に体を飲み込まれた。この泡、
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