第十四章
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一面にチューリップが咲き誇っている。赤に黄色に白に紫、様々な色でその場を飾っていた。
「このチューリップが一つの大きな木になるようなものだ。それは凄いぞ」
「はあ」
「ちょっと信じられませんね」
「信じるも信じないも勝手だが」
刑事は言った。
「それは事実だ。まあ結婚してそれは確かめてくれ」
「御免こうむりたいですね」
大森巡査はそれを聞いてそう意見を述べた。
「怖そうですから」
「まあそう言うな」
刑事は苦笑してそう返した。
「嫌でもわかることになるんだからな」
「またそうやって驚かせるんですから」
「刑事も意地が悪い」
「ははは。けれど結婚はした方がいい」
豪快に笑いながらそう言う。
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